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宮本佳実の「#年収1000万ガール」になるまで 『いますぐ「豊かさ」が溢れ出す! とっておきの方法』【第15回】

  • 2018.12.26
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女性らしく可愛いままで年収1000万円をめざすためのノウハウをお伝えする連載。汗水たらして男性と肩を並べて年収1000万円を目指すのではなく、その方法はあくまでも”可愛いままで”がポイント。自分の好きなことを仕事にして、好きな場所で、好きなことを好きなだけしながら、楽して1000万円を稼げるようになることが目標です。合言葉は「目指せ年収1000万円ガール!」

もっとお金があれば幸せになれる?

こんばんは。ワークライフスタイリスト®の宮本佳実です。

「あー、お金がいっぱいあったら幸せになれるのに……」
「いま私の人生がパッとしないのはお金に困っているからだ……」
みなさんの中には、このように“お金があれば幸せ”になれると思っている人もいるのではないでしょうか? 私ももちろんそう思っていました。その考えが間違いだとは言い切れませんが、いまの私は「お金がある=幸せ」とも言えないと思っています。

実際に生涯使いきれないほどのお金を持っていて、健康で、社会的ステイタスがあっても“自分は不幸だ”と思っている人もいますし、大金を持っていることで「お金」に振り回されて苦労している人もいます。

たくさんのお金、仕事の成功、恋愛、結婚も自分が本当に満たされる形で実現しなければ、心から幸せとは言えませんよね。だからこそ、自分の幸せの基準をしっかりと持っていることが大切なのです。

「豊かさ」とは、選択肢がたくさんあること

「お金」をたくさん持っていることが“幸せ”とは言い切れないけど、「お金」というものは、たくさんの選択肢を増やしてくれます。
例えば
・次の休暇に自分の好きな国へ旅行できる
・明日の合コンに着て行く洋服を自由に選べて買える
・ずっと習いたかったレッスンを受けることができる

私が考える豊かさとは「多くの選択肢があること」です。そして、その中から自分で好きなものを選べる「自由」です。お金は私たちの選択肢を増やすのに一役買ってくれますよね。でも、選択肢を増やす方法はお金だけではありません。たとえお金がなくても、自分の選択肢を増やすことはできます。本を読んで、知識を増やすこともそうだし、人脈を広げてたくさんの未来の可能性を見出すこともそうです。

「お金がないからこれしか選べなかった」「時間はかかるけどそうしなくちゃいけない」というのではなく、“多くの選択肢の中から自分で選べる自由”。私はこれこそが最高の豊かさだと思っています。だって、「しょうがないからこれを選んだ」と思いながら行動するのは、楽しい気分も半減してしまいます。多くの選択肢がある中から、自分がやりたいことを自由に選ぶ。自分で納得して選んだからこそ、丁寧に楽しく生きることができるのです。
だからこそ、自分にたくさんの選択肢を用意してあげましょう。それは、お金を増やすことかもしれないし、もちろん知識や人脈を増やすことも選択肢を増やすことにつながりますよね。お金がなくても、私たちはどんどん豊かになることができるのです。

私たちは「選択肢=豊かさ」を自分に用意できるはず

私の著書「大丈夫、あなたは好きを仕事にできるから」にも書かせていただいたエピソードを紹介させてください。私の友人にカンボジアで現地の人々にカゴを作る仕事を共有している池宮聖実さんという女性がいます。彼女からこんな話を聞きました。

彼女は、カンボジアで仕事を始めるまで、他の国々をいくつか回っていたそうです。その中で、ケニアの売春婦の20代の女性に会った時のこと。その彼女に清実さんは何気なく「なぜ、この仕事を選んだの?」と聞いたそうです。そうしたら彼女に「日本人の聖実には、私の気持ちはわからないでしょ? 私には生きるためにこれ以外の選択肢がないの」と言われたそうです。清実さんはその仕事しか選択できないという究極の貧困を前に、言葉が出なかったと言っていました。

その話を聖実さんから聞いた時、「豊かさとは、選択できる自由があること」だと、改めて確信したのです。日本に住んでいる私たちも、「これしかなかった」「これを選ぶ他なかった」と思っている人は多いかと思います。

でも、本当にそうでしょうか。
私たちは、自分にもっと多くの選択肢を用意してあげられたのではないでしょうか。

たくさんの選択肢の中から“幸せ”や“好き”を選ぶ

「お金」で「自分のやりたいこと」を自由に選択することができるのは、誰もが憧れることですよね。「お金」自体はあなたを幸せにはしてくれないけど、「お金」はあなたの幸せと交換できるとても便利なものです。

だからといって「お金が無い=幸せになれない」と考えてしまうことは、私は違うように感じています。実際に「お金」がなくても、幸せを手にしている人はたくさんいます。

私には現地の方と結婚してハワイに住む専業主婦の友人がいます。彼女は「私は専業主婦だから、主人の稼ぎだけで生活が大変~」と笑いながら話してくれます。ハワイアンの旦那さんは趣味が多く、お給料のほとんどを自分の趣味に費やしてしまうそう。普通の奥さんだったら、そんな旦那さんを責めたくもなりますよね。でも、彼女はニコニコしながら「いつも銀行口座はスッカラカンだよ〜。でも、しょうがないよね~」と言っています。

そんな明るい彼女には友達が多く、ハワイという素敵な土地でいつもたくさんの友人に囲まれて楽しく生活をしています。確かに彼女は“お金に困っている”ようには見えません。彼女の振る舞いや明るさを見ていると、豊かさとはお金があってもなくても関係ないのだと思い知らされます。そんな彼女は「専業主婦はいいよね」と嫌味っぽく言われることがあるようです。そのたびに「そう思うなら、仕事辞めればいいのに。」と、思うそうです。

なぜなら彼女は「生活の余裕のために」と働くよりも、自分の幸せのために「お金はなくても旦那さんのお給料だけで食べていく」という選択をしたのです。無理をして自由に使えるお金を増やすより、自分が本当にしたいことをしている今のほうが、断然に幸せだと言っていました。

「私」に選択肢を用意しよう!

ハワイに住む専業主婦の友人は、“使えるお金の多さ”より、“自由になる時間が多い方が自分は幸せ”と思い、仕事を辞めました。彼女はその選択のいい面や悪い面を分かったうえで、自分のやりたいことを選んでいます。だから今、自由になるお金が少なくても不満ではありません。

多くの人が自分の人生に、たくさんの選択肢を用意して、自分自身の「幸せの基準」で物事を選ぶことができたら、といつも思っています。
私は「可愛いままで起業できる!」をコンセプトに、女性の新しい生き方や働き方を提案することを仕事にしていますが、もちろん会社員、派遣社員などの働き方もとても素敵だと思っています。

「OLしか選択肢がなかったから」「会社員は安定しているからしょうがない」ではなく、多くの選択肢を知ったうえで、その中から納得して「私は会社員という働き方を選んだ!」というほうが、人生も働くことも楽しくなりますよね。そのためにも“これはムリ”を頭ごなしに決めるのではなく、自分のやりたいことの「いい面」「悪い面」の両方を考えて人生の選択肢を増やしてみませんか?

年末年始にやってみてほしいこと

ぜひ、みなさんもご自分の選択肢を増やすことを意識してみてください。
読んだことのないジャンルの本を読んでみる、いままでと違うフィールドの場所に足を踏み入れて新しい人と出会ってみる、行ったことないところに旅行にいってみる、素敵な人のサクセスストーリーの映画を見てみる……。知識や選択肢を増やす方法はたくさんありますね。ぜひこの年末年始にやっていただけたら嬉しいです。

「やらされている」「これしかなかった」と思って働くよりも、自分で納得して「この働き方を選んだ!」と思うと、自然とエネルギーが湧き出てきます。
そうすると、自ずと入ってくるお給料も上がっていくから不思議です。
読者の方から、「お給料が月10万円以上アップした!」「ボーナスが100万円を超えた!」「希望の部署に配属され昇給した!」など嬉しいお声もたくさん届いています。

ぜひご自分で納得した、自分だけの「ワークライフスタイル(働き方・生き方)」を2019年も作っていきましょう♡

目指せ!年収1000万円ガール♡

宮本佳実

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「好きなことを 好きな時に 好きな場所で 好きなだけ」をコンセプトに、ワークライフスタイリストとして活躍する宮本さんが、「自分の魂をピカピカに磨く(魂ピカ)」ことで、人生を「もう! 全部、思い通り♡」に運ぶための方法を初公開! 今すぐチェックしてね。

-PROFILE-【宮本佳実】ワークライフスタイリスト...

インタビュー・文/西村真紀

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