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油彩画家・辰野登恵子の、紙の表現の魅力に迫る。

  • 2018.12.25
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油彩の名手が深化させた、紙の上の多彩な表現。

『辰野登恵子 オン・ペーパーズ A Retrospective 1969-2012』

規則的なパターンをもとに、多彩な手法の版画を手がけた。辰野登恵子『WORK80-N-1』1980年、シルクスクリーン・紙。

滴るような色で有機的な形を描いた力強い油彩で知られ、2014年に急逝した画家、辰野登恵子。本展では、理知的で抑制された紙の上の表現を中心に、油彩と版画の豊かな並行関係に焦点を当てる。06年に新聞連載された、辻井喬(堤清二)の随筆の挿絵原画にも注目したい。

『辰野登恵子 オン・ペーパーズ A Retrospective 1969-2012』会期:開催中~2019/1/20埼玉県立近代美術館(埼玉・浦和)営)10時~17時30分休)月(12/24、1/14は開館)、12/27~1/4一般¥1,100●問い合わせ先:tel:048-824-0111www.pref.spec.ed.jp/momas

※『フィガロジャポン』2月号より抜粋

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