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八坂の塔へ続く通りを朝から賑わす「アラビカ京都」

  • 2015.3.10
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香港を拠点とする新進気鋭のロースター「アラビカコーヒーロースター&ファーム」が展開する、日本初フラッグシップストア「% Arabica Kyoto(アラビカキョウト)」。ハワイの自社農園や世界各地から直輸入するコーヒー豆を販売するこちらのお店では、ラテアートの世界チャンピオンであるバリスタによるカフェラテはもちろんエスプレッソなどが味わえます。

目の前で描かれる世界一のラテアートは必見です

京都市東山区、八坂の塔と呼ばれる法観寺のすぐ近くに「アラビカ京都」はあります。白を基調とするスタイリッシュな店内でみごとな手さばきを見せるのは、ヘッドバリスタの山口純一さんです。

国内外のワークショップの講師を依頼されるほどの腕前を持つ山口さん。世界で最も歴史のあるラテアートの大会「Coffee Fest Latte Art World Championship」の2014年東京大会で、日本人初の世界チャンピオンにも輝きました。その噂を聞きつけ訪れる人もいて、山口さんがカフェラテを作れば、手元をのぞき込み、出来上がった繊細な模様に会話が弾むことも多いそうです。

マシンを巧みに操り作り出す、多彩なエスプレッソの味わい

そもそも「アラビカ」は、世界に発信する日本発のコーヒーブランドとして、日本のコーヒー総合商社が国際都市である香港でスタートしたコーヒーロースターです。選りすぐりの生豆を仕入れ、店内で焙煎し、販売しています。お店では、蒸らしなどで微妙な調整を加えられた、同じ豆でも何通りもの味わいのエスプレッソがいただけます。

京都店では、京都と桜をイメージして白とチェリーウッドでカスタマイズしたバリスタマシン、スレイヤーがあり、人気の「Caffe Latte(カフェラテ)」(450円~)は、山口さんが口当たりのいいスチームミルクでアートを描いて出来上がります。エスプレッソは、コクのある「Arabica blend(アラビカブレンド)」と酸味がある月替わりの「single origin(シングルオリジン)」の2種です。

焙煎したばかりのこだわり豆で家でも至福のコーヒータイムを

コーヒー豆は、各国の農園から直輸入した生豆が常時20~30種そろっています。自社農園のハワイコナやグァテマラ産ディカフェなどの珍しいものをはじめ、さまざまなタイプの豆を20℃以下、湿度40%前後で管理。基本となる「Arabica blend(アラビカブレンド)」以外は、オーダーをしてからその場で、生豆を日本製焙煎機トルネードキングにかけて仕上げるスタイルです。浅煎りや深煎りなど希望に合わせたコーヒー豆が5分ほどで焙煎され、香り高いフレッシュな豆を持ち帰えることができるのが魅力です。

アーティスティックなカフェラテのほか、自分好みのエスプレッソやコーヒーの味わいを知ることができる「アラビカ京都」には、コーヒーを好きになる魅力がいっぱいです。

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