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「いっぱい怒ってごめんね」…ダメすぎる1日の終わりに娘が教えてくれた大切なこと

  • 2018.12.19
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親になったからといって、誰しもが完璧な人間になれるわけでもなく、育児に悪戦苦闘する裏で、自分自身の扱い方に苦戦することもあるのではないでしょうか?

疲れたとき、気分が落ち込んだとき、子どもたちとうまく向き合えず、逆にイライラをぶつけてしまうことだって、決して少なくないはず。

そんな育児における葛藤や理想と現実を描いたimo-nak(@k_i_121)さんの漫画がツイッターで多くの反響を呼び、話題となりました。


「同じことを感じていた」

「私だけじゃないんだ」

「泣いてしまった」


多くのママたちからの切実すぎるほどの共感コメントが寄せられる漫画の内容とは、一体どんなものなのでしょうか?

■何やってんだ私…怒ってばかりのダメすぎる1日に反省

imo-nakさんは、2012年生まれと2015年生まれの2人の女の子を育てるママであり、人気のコミックライターさん。

ウーマンエキサイトでの連載『ひなひよ育て~愛しの二重あご~』でも、長女ひなと次女ひよりとの日常を愛情たっぷりに描いています。

そんなimo-nakさんが、気持ちの疲れを切り替えられずにいたある日のはなし。



「これじゃあ、いけないんだ」って頭ではわかっているけれど、理想通りな母親ではいられないことだって、正直ありますよね。

子どものイヤイヤやわがままで家事も何もかも思い通りに進まず、つい不機嫌な顔をしてみたり、そっけない対応ですませてしまったり…。

思い描く母親像とはどんどん離れていく自分自身の姿。

そして、何より子どもたちの気持ちを傷つけてしまっていることを理解しているのに、自分自身の気持ちをうまく整理できないまま、一日を惰性で過ごしてしまう…。

でも、結局は、あとになって胸の奥から吹き出す自己嫌悪と後悔の念に苦しめられることになるのです。



あのとき、気持ちのコントロールがもう少しできていたら…と思うも、時すでに遅し。

愛しくてたまらないはずの子どもたちを、自分勝手な都合でおろそかに扱ってしまうことへの後悔と悲しみが胸の奥に押し寄せます。



■無償の愛で母を受け止め、許してくれる娘たち

ダメすぎる1日を反省し、謝罪を口にする母親に対して、にっこり笑って許してくれる娘。

母親の不安定な気持ちさえもまるでお見通しかのように、何事もなかったかのように笑顔で受け入れてくれる姿に、胸が痛みます。



うまくいかない育児のなかで、「こんなに頑張っているのに…なんで?」と感情的になることもあるかもしれません。

しかし、親が子どもを愛するように、子どもたちは無垢な心で親を信じ、無条件に愛してくれているということも、決して忘れてはならない事実なのです。



■辛いとき、悲しいとき…子どもが救ってくれる親の心

子どもたちのお世話に追われている毎日のなかで、子を守り、一方的に育てているような気持ちになりますが、親もまた子どもたちに育てられ、支えられている存在でもあります。

親になることで、責任の重さを教えられ、“生活すること“の大切さを学び、仕事や人間関係など大人の事情のなかで、子どもたちに心を救われる瞬間もたびたびおとずれます。

しかし、どんなときでも愛情を伝え、過ちも許してくれる子どもたちを前に、親たちはその無償の愛に甘えてしまうことがあるのかもしれません。



作中で描かれる母親のように、疲れや苛立ちから、心をうまくコントロールできないときだってあるでしょう。

しかし、本当に大切なのは、純粋無垢な子どもたちのように親自身もまっすぐな愛情を子どもたちに伝え続けることなのではないでしょうか。

後悔のない子育てなどないのかもしれませんが、愛を受け止め、愛を伝え続けることこそが、もしかしたら悔いのない子育てにつながるヒントなのかもしれません。

imo-nakさん
姉妹のかわいい日常を描いた育児漫画が人気のコミックライターさん。共感できて、クスッと笑える内容とふんわり癒しの画は、家事と育児の合間に見て、癒されるママ急増中!
●imo-nakさんのツイッター:@k_i_121
●imo-nakさんのインスタグラム:imo-nak
●ウーマンエキサイトの連載:『ひなひよ育て~愛しの二重あご~』

(倉沢れい)

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