1. トップ
  2. おでかけ
  3. 有楽町に新オープン!「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」

有楽町に新オープン!「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」

  • 2018.12.18
  • 5563 views

2018年12月19日(水)有楽町マリオンが新オープンする『コニカミノルタプラネタリア TOKYO』。デートにもお友達とのお出かけにも楽しみな、この冬最大の注目の、銀座エリアの新スポットを、ルトロン編集部がいち早く取材。その魅力をレポートします。

『コニカミノルタプラネタリア TOKYO』とは

銀座・有楽町エリアのランドマークの一つであり、映画や演劇の文化の発信地でもあった有楽町マリオンの日劇跡にオープンした『コニカミノルタプラネタリア TOKYO』。

「プラネタリウムドームシアター」と「多目的デジタルドームシアター」という日本初のツインドーム、そして体験型VRアトラクション、カフェ、ショップを兼ね備えたドームシアターコンプレックスです。

地下直結の好アクセス

東京メトロ「日比谷駅」「有楽町駅」のA0出口より有楽町マリオンの地下に直結しており、そのままエレベーターで『コニカミノルタプラネタリア TOKYO』に上がれます。地下鉄からだと、このルートが一番アクセスしやすい行き方です。

開放的な内装

ホールがそのまま『カフェプラネタリア』のスペースになっている開放的な内装。ベンチなどはそれほど多くないので、待ち合わせなどで長い時間をつぶす必要のある場合は、有楽町マリオン内か付近のカフェやバーを利用するのがおすすめです。

DOME1:多目的デジタルドームシアター

最大8Kの高解像度の全天周映像が楽しめるドームに、リアルなパフォーマンスが楽しめるステージが一体となったシアターです。

用途によって座席の配置パターンを変化させることができ、パフォーマンス用に広いスペースを確保したり、観客がスタンディングで参加したりすることもできます。

■2種類のシートとおすすめの服装

シートはクッションシートと椅子席の2種類。クッションシートは、寝るようなスタイルでゆったりと座れるので、デートにおすすめ。前の人との距離が近で足がしびれやすいため、ヒールや硬めのブーツは避けてフラットなシューズで訪れましょう。

ロングヘアーの方は地面に髪の毛がついてしまう可能性があるので、まとめておくのがおすすめ。ファッションなどを気にせずに楽しみたい方は、椅子席が安心です。

『LIVE ACT PLANETARIA 1st. ACT』“星にねがう夢”

DOME1のオープニング・プログラム『LIVE ACT PLANETARIA 1st. ACT』。公演ごと違う若手アクターが主役を務め、演劇やライブパフォーマンスとともに星空生解説を行います。

デジタルドームシアターならではの高解像度の映像と、アクターによるパフォーマンスがシンクロする『コニカミノルタプラネタリア TOKYO』ならではのユニークな作品です。

今作のテーマは“星にねがう夢”。出演する、それぞれ違ったバックグランドや夢を持った若者たちの“夢”とともに夜空の星々が紹介されます。

■新感覚のライブアクト

まるで舞台を観ているような感覚になる新感覚の演出。ライブアクトというのが、これまでのプラネタリウムとは圧倒的に違うポイントです。

恋愛ストーリーに絡ませて、四季折々の星座についてアクターが説明していく個性的なステージを展開。壮大な物語の世界観に惹き込まれます。

■出口にはキャスト写真が展示

出口通路には、全キャストの写真がサインとメッセージ付きで壁にかかっています。好きなアクターで観られるとより楽しめるかも。

『LIVE in the COLORS -w/Piano session-』(土、日、祝日限定)

毎週土曜日と日曜日、そして祝日には、ピアノ、チェロ、コントラバス、アルトサックス奏者によるスピーカーやマイクといった音響機器を一切使用しない完全アンプラグドの生演奏と、美しいデジタルドーム映像の融合を楽しむプログラムが開催されます。

渡辺シュンスケさんのポスト・ジャズ・プロジェクトSchroeder-Headzの楽曲が全編にわたり起用され、さらには特別提供楽曲として久石譲さんの名曲“Summer”と“The Rain”も演奏されます。

『Bar PLANETARIA』(金曜の夜限定)

DOME1ではアルコール類を含む飲食を楽しめる「Bar PLANETARIA」が金曜日の夜限定でオープンします。“星空の名所”をテーマに、その地の豊かな自然の風景とともに星空を投映。

まるでその場所にいるかのような旅情感を堪能しながらお酒を楽しむことができます。金曜の夜は、友人や恋人と、都会の日常を離れてゆっくり過ごしてみてはいかがですか。

「流れ星のランタン-流れ星に願いを届けよう-by MeteorBroadcaster

DOME1のホワイエエリアに設置された、クリエイティブチーム・バスキュールが開発したリアルタイム流星観測システム「Meteor Broadcaster(メテオブロードキャスター)」を使用したインタラクティブ・コンテンツ。

お手持ちのスマートフォンから”願い”を送るとサーバー内に一時的に保存され、リアルタイム流星観測システムが本物の流れ星を検知した瞬間に、全長12mの巨大スクリーン上にランタンと一緒に打ち上げ本当の流れ星に願いを届けます。

■QRコードで願いごとを投影

開場されるまでのこの通路での待ち時間も、お客さまが楽しめる仕掛けがたくさん。QRコードを読み取ってスマホに自分の願いことを入力すると、スクリーンに願いごとが映し出されます。

流れ星が流れるまでは、ランタンを左右に歩かしたりジャンプさせたり動かして遊ぶことも。自分の名前がランタンに乗るので、愛着が湧いてきます。

DOME2:プラネタリウムドームシアター

まるで本物の夜空をみているような、リアルで美しい星空を観せてくれるプラネタリウムドームシアターです。さらにドームの裏側には43台のスピーカー、壁の背面には4台のウーハーが配置され、まるで本当にその場にいるような臨場感のある音空間を演出します。

■最新投影機「Cosmo Leap Σ」

2018年度グッドデザイン賞を受賞したコニカミノルタの最新投影機「Cosmo Leap Σ」による星空は、夜空を見ている以上に宇宙を見ているような感覚になります。空気による瞬きがなく、宇宙の星空の見え方に近いそうです。

■3つのシート

DOME2の鑑賞シートは、通常のリクライニング・シングルの銀河シート・カップルの銀河シートの大きく分けて3つ。

音楽と映像をしっかり楽しむなら、会場中央部のシングルの銀河シートがおすすめ。音も中心に集まって、美しく聞こえます。

DOME2の前列にはプレミアムシート・銀河シートが並んでいます。銀河シートの座面部分はなんと、京都の老舗「株式会社細尾」が手掛けた金・銀の糸で織り上げた西陣織の銀河です。

シングル・カップルの銀河シートは前方にあるので実は全体像が見えにくいですが、ゆったりと横になりながら見たい方にはぴったりのシートとなっています。

■ブランケットも借りられる!

DOME2ホールにはブランケットが置いてあり、自由に借りることができます。寒い時期にあるとうれしい、ありがたいおもてなしですよね。

『時を刻むこの星空 with DREAMS COME TRUE』

オープニング記念作品はあのDREAMS COMETRUEとのコラボレーション。その音楽が壮大な世界観を作り上げます。

中村倫也さんによって語られる星々を見上げた人々の物語

ナレーションはNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」の出演などで注目される中村倫也さん。作品のテーマ “星を知ろうとした人々の想い”、旅の道しるべとして、時には人生の道しるべとして星々を見上げた人々の想いを中村倫也さんの語りが伝えます。

■最新投影機で見る星の物語

古代ギリシャの時代から現代に至るまで、人々がどのように星々を探求して宇宙を理解していったかを壮大なCGと共に投影。

すでに我々が常識として知っている、太陽と惑星の関係や黄道や星座の概念、それらが歴史のなかで夜空を見つめてきたさまざまな時代のさまざまな人々の思いの積み重ねで発展してきたことを知ることができます。

『To the GRAND UNIVERSE 大宇宙へ music by 久石譲』

DOME2のもう一つのオープニング作品は久石譲さんが全編にわたり楽曲を提供しました。久石譲さんがプラネタリウムの音楽を書き下ろすのは初めて。自らオーケストラのタクトを振るい、壮大なサウンドスケープで宇宙を表現しています。

■宇宙に実際に行った3人の話から生まれた物語

本作品のためにインスタレーションにあわせて音楽を全て書き下ろしたという久石譲さん。映画でもなかなかやらない規模感での着手になったのだそう。まさに“久石譲の世界観”ができあがっていました。

作品は、宇宙に実際に行った3人の話を聞いて完成したもの。まるで自分が宇宙空間にいったような、地球上では決して見られないような美しい世界を楽しめます。

夏帆さんの語りで伝える宇宙飛行士が見た“本当の宇宙”

この作品のナレーションは「海街diary」をはじめ数々の映画賞を受賞し、さまざまな世代から支持を受ける夏帆さん。そして作品のテーマは“本当の宇宙”。3名の日本人宇宙飛行士の体験を元に、リアルな宇宙の光景が再現されます。

VirtuaLink

360度3D映像のバーチャル空間を、複数人で共有できるVRアトラクション。 プラネタリアTOKYO限定のコンテンツ『Night Cruising』は実在する街やエリアを散策しながら、星空を楽しむことができます。

ナビゲーターを務めるのは人気声優の河本啓佑さんです。

残念ながら、今回は定員オーバーで体験することができませんでした。お客さまは丸いカプセルに入って、VRアトラクションの物語に没入しています。

cafe Planetaria

「cafe Planetaria」は食と星のプロのコラボによる“宇宙を味わう”がコンセプトのカフェです。星雲が輝くオリジナルカクテルや、鮮やかな青が目を奪う「ギャラクシードーナッツ」をはじめとするスイーツ、フィンガーフード「星の標本箱」などユニークなメニューが楽しめます。

マーズ&ギャラクシードーナッツ

undefined
ルトロン 左:マーズ 右:ギャラクシードーナッツ

甘酸っぱいラズベリーとレモンのシロップが入った炭酸ドリンク「マーズ」と砂糖がたっぷりかかったドーナッツ「ギャラクシードーナッツ」をいただきました。

どちらもビビッドカラーが目を引くメニューなので、インスタ映えを狙いたいときに頼んでみてくださいね。

GALLERY PLANETARIA

ギフトショップ「GALLERY PLANETARIA」のコンセプトは「花を贈るように星空を」。星屑のようなジュエリーやアクセサリー、宇宙を閉じ込めたスペシャルなスイーツ、そのほか日常に寄り添うライフスタイルアイテムが販売されています。

おすすめのおみやげ第3位:オリジナル紅茶

ここでしか味わえない紅茶ブランド「ルピシア」の特別ブレンド「オリジナル紅茶(税抜 650円)」。星空と東京をイメージしてブレンドされた紅茶なのだそう。どのような味がするのか楽しみですね。

おすすめのおみやげ第2位:プラネット ロリポップキャンドル

棒を引っ張るとキャンドルの糸が出てくる「プラネット ロリポップキャンドル(税抜 600円)」。お皿に乗せて火を灯して楽しむ、宝石のような飴キャンドルです。

おすすめのおみやげ第1位:琥珀糖

宝石みたいな飴「琥珀糖(税抜 630円)」は、見ているだけでうっとりしてしまいそうなお菓子です。お値段もお手頃なので、ばらまき用のおみやげにもおすすめ。

非日常の宇宙の世界を体験しよう

『コニカミノルタプラネタリア TOKYO』は、宇宙・星・銀河といった魅力あふれる未知の世界を知るきっかけとなるスポットです。これまでになかった新感覚のプラネタリウムを、ぜひ会場で体験してみてはいかがでしょうか。

スポット情報

  • スポット名:コニカミノルタプラネタリア TOKYO
  • 住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン 9F・10F
元記事で読む
の記事をもっとみる