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知っていると得をする!? ビジネスシーンでの「ワンランク上の言葉遣い」3つ

  • 2018.12.17
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服装やメイク、仕草はなかなかすぐには変えにくいですが、“言葉遣い”は少し意識することで変えるこができそうですよね。

そこで今回、マナー講師経験もある前濱瞳さんに紹介してもらうのは、ビジネスシーンでの“ワンランク上の言葉遣い”。当たり前に使っていた言葉を少し工夫するだけで、印象がグッと上がるかもしれません。

1:「はじめまして」以外の、初対面でのあいさつを使ってみる

初対面の方との挨拶は「初めまして、山本と申します」などが一般的ですよね。しかしよくある挨拶トークの中にも、印象をアップさせるテクニックを盛り込むことは可能です。

例えば「お初にお目にかかります、山本と申します」はいかがでしょう? 言葉遣いを変えただけで突然、雰囲気がガラリと変わりますよね。

さらにかしこまった挨拶ならば「お忙しい中お時間をいただきまして、ありがとうございます」とお礼の一言を付け加えるだけで、さらに印象がワンランクアップしますよ。

2:お礼の挨拶は「丁寧さ」を心がけて

ビジネスシーンでお世話になったとき、“お礼の言葉”はしっかり伝えておきたいところ。この言葉が印象を大きく左右したりしますよね。

「わざわざありがとうございます」だけでも、お礼の言葉をとしては十分成立しますが、ワンランク上を目指すならばもう少し付け加えたいところ。

丁寧に気持ちを伝えるのであれば「このたびは○○の件で、ご尽力いただき、ありがとうございました」などがスマートですよね。

他にも「手伝っていただいて、すみません」だけでは、なかなか気持ちは伝わりにくいかもしれません。

「これからも努力してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします」と前向きにお礼をお伝えしましょうね。

3:様子を尋ねるときは「どう」を卒業して

相手のスケジュールを尋ねるときなど、みなさんは「どうですか?」「どうでしょう?」という言葉遣いをしていませんか。間違ってはいませんが、より好印象に近づくのであれば、言い回しにはさらに気を配りましょう。

さて、こんなときは「ご都合はいかがでしょうか?」と、「どう」のかわりに「いかが」を使うだけで印象が変わりますよね。様子を尋ねるときに「いかがなさいましたか?」といった風に言葉遣いを変えれば、ワンランク上の印象にアップするでしょう。

“自分が知りたい情報を知ることができれば良い”というスタンスは卒業して、“相手にお伺いをたてる”という意識を忘れないようにしましょうね。

4:褒めてもらったときは否定せずに返そう

「最近、仕事が順調そうだね」などと褒められたとき、どのような反応をしていますか? 多くの方は「そんなことないです」と否定したり、「全然まだまだです」と謙遜したりしてしまうのではないでしょうか。

しかし、せっかく褒めてもらったのですから、必要以上の否定や謙遜よりも、喜びの気持ちを伝えたり、相手を褒め返したりする方が良いかもしれません。

例えば、「○○さんにそう言っていただけると、とてもうれしいです」や「○○さんこそ、仕事をこなされていて憧れています」といった風に返すことで、相手への好意を伝えることができるでしょう。

言葉遣いのマナーもそうですが、このように大事な場面で相手への好意を伝えることも大切ですよね。

些細な言葉遣いですが、印象をアップさせるチャンスがそこかしこに溢れています。ここぞというときのために、今から覚えておくと良いでしょう。

【参考文献】

※ 『きれいな敬語の使い方・話し方』(福田健) / 主婦の友社

【画像】

※ Rawpixel.com、Mooshny/Shutterstock

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