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デキる人はココが違う!上司への「ワンランク上の気遣い」マナー4選

  • 2018.12.15
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仕事ができることも大切だけれど、良好な社内コミュニケーションを築くことも大切ですよね。

そこで今回はマナー講師経験もある前濱瞳さんに、“好印象を与える上司への気遣いマナー”のテクニックを4つ紹介してもらいました。

1:進捗を答えるときは「時間」まで伝える

上司から「お願いしていた資料の作成はいつ頃完成しそう?」と尋ねられたとき、つい「明日中に完成します」や「本日中に終わります」などと言っていませんか?

しかし、“明日中”や“本日中”という表現だと、時間が曖昧で分かりにくいですよね。

「明日中」と言った場合、言った本人は「明日の定時まで」、上司は「明日のお昼頃まで」と、それぞれイメージした時間帯が異なることも。すると、行き違いによってトラブルを起こしてしまう恐れがあります。

予定の時間が分かっているときは、きちんと「明日の○○時には完成します」や「本日の○○頃に終わります」と時間を伝えるのがマナーといえるでしょう。

2:進み具合の「内容」も伝える

たとえば、上司から「お願いしていた資料の作成は進んでいる?」と尋ねられたときに「はい、進んでおります」や「まだ終わっていません」で会話を終了させてしまってはいませんか?

このような伝え方だと、上司はどのくらい進んでいるのかまで把握できません。ワンランク上の気遣いとしては、さらに“どこまで進んでいるか”まで伝えることが大切。

「○○までは完了しておりますが、○○の部分はまだ進んでいない状況です」などと、進捗の内容が分かるように伝えられるとベター。どこまで進んでいるかお互いが把握できることで、その後の対応も考えることができますよね。

3:要点をまとめる「頭出し」をする

会話をするとき、何かを伝えようとして話が回りくどくなってしまい、相手にイライラされてしまったという経験はありませんか?

上司をイライラさせない気遣いとして“頭出し”というテクニックを利用すれば、不本意ないざこざを防ぐことができます。

“頭出し”とは相手に対して、伝えたい要件の概要をあらかじめ簡単に説明すること。いくつか話したいことがある場合は、会話の最初に要点を伝えましょう。

メールを送る場合も同様。箇条書きでも構わないので、分かりやすく簡潔にまとめることが大事です。そうすることで相手が、話の流れを掴みやすくなります。

4:素直になることも重要なマナー

もし上司から依頼された業務が、「難しくて自分ではできないかも……」という内容であった場合、どうすれば良いのでしょうか? こういうとき、分からないことに対する不安を押し殺して「やってみます」と伝えるだけではお互いにとって良い関係とはいえません。

そこで「自分には少し難しく感じますが、頑張りますので見守ってください」と、にこやかに一言添えるだけで印象はずいぶん変わります。

素直な気持ちを大切にすることも重要な気遣いのひとつ。いつまでも素直な心を持ち続けるようにしたいところですね。

気遣いができる人は、社内での支持も得られ、仕事もやりやすくなります。ぜひみなさんもちょっとした気遣いを実践してみてくださいね。

【参考文献】

※ 高橋輝行『頭の悪い伝え方 頭の良い伝え方』

※ 松本 昌子 『私を磨く!毎日が輝く!女性のビジネスマナー』ナツメ社

【画像】

※ fotoinfot、SFIO CRACHO/Shutterstock

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