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【北村匠海】映画『青待つ僕ら』で青春を熱演。彼の心惹かれる女性のタイプは?

  • 2018.12.14
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バスケ×友情×恋。高校入学を機に、脱“ぼっち”を目指す美月(土屋太鳳)とバスケ部男子たちの青春を描く映画『春待つ僕ら』(原作・あなしん、講談社刊)で、部員の浅倉永と久わを演じた北村匠海さん。土屋さんとは約8年ぶりの共演となる。

「今回はキュンキュンするシーンというか、それこそキスシーンとかを太鳳さんとやるっていうこっ恥ずかしさがありましたよ(笑)。幼なじみみたいな感覚なので。でも、太鳳さんの人間性は8年前から変わっていなくて、すごく安心しました。もちろん芝居の面ではいろいろな経験をされて、仕事に対する考えや気持ちも変わっているんですけれど、距離感とかが摑みやすかったし、撮影中は本当に助けてもらったなぁと思います」

作中では、そんな土屋さん演じる美月に惹かれていく永久。実際の北村さんが魅力的に思う女性のタイプは?

「僕が多方面に興味がある性格なので、その好奇心をくすぐってくれるような人がいいですね。いろんなことを経験していたり、僕とは違う世界を見てきた人とか。いい意味で影響されたいし、自分も相手に影響を与えたいので、お互いに成長しあえる存在になりたいです。仕事でも何でもいいので、自分の好きなことに一生懸命な女性が好きです」

恋模様だけでなく、大事なバスケに真っ直ぐ向き合うストーリーも今作の見どころ。永久たちみたいに大事なものがまだ見つからない……という人に対して、無理に探す必要はないと思う、と語る北村さん。

「20歳の僕が大それたことは言えないんですけれど、かけがえのない人とか時間って、無理やり探し出したかというとそうではなくて。興味がある人たちと出会ったり話したりするうちに、自然の流れでできたものだと思うんです。だから無いなら無いでいいんじゃないかな、と。ただ、何もしなくていいわけではなくて、ちょっと興味が湧いたものがあったら動いてみるとか、いつもより少し踏み込んでみるとか、そういう好奇心は大事かもなって思います。そうすれば、自分が向いた矢印と同じ方向に進んでいる人たちが自ずと集まってきてくれるから。それがいずれ大事なものに繋がっていく気がします」

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好きな女性ができたら自分からアプローチする?

僕オクテなほうなんですけれど、色々な作品を通じて自分からいかないと何も始まらないなって思うようになってきて(笑)。この人いいなって思ったらアプローチするかな。

大事にしているものは?

自分が良いと思ったことは全部挑戦して、その道を全方位しっかり進むという生き方。いつか同世代の役者さん方を刺激できるパイオニアみたいな存在になれたら嬉しいなって思うんです。

匠海さんの弱い部分と強い部分は?

メンタルは弱いですよ(笑)。でもそんなときは友達が助けてくれるんです。僕の周りにいてくれる人たちってすごく素敵な人が多くて、それが強い部分ですね。

北村匠海

きたむらたくみ●1997年11月3日生まれ、東京都出身。2008年に俳優デビュー。2011年からはダンスロックバンド「DISH//」のメインボーカルとギターを担当する。ドラマ『信長協奏曲』(’14)、映画『勝手にふるえてろ』(’17)など話題作に多数出演し、映画初主演作『君の膵臓をたべたい』(’17)では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。今後は映画『影踏み』や『君は月夜に光り輝く』の公開が控えている。

Movie『春待つ僕ら』

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高校入学を機に脱“ぼっち”を目指す美月(土屋太鳳)。ある日バイト先に、学校で人気のバスケ部4人組が現れる。彼らに振り回されつつも次第に心を許していく美月。4人の中で一番穏やかな浅倉永久(北村匠海)に惹かれ始めた頃、幼なじみの亜哉(小関裕太)と再会する。様々な思いが交錯する中、ついに運命の日が……!? 12/14(金)より全国ロードショー。
ⓒ2018映画『春待つ僕ら』製作委員会

撮影/嶌原佑矢 ヘアメイク/佐鳥麻子 スタイリング/鴇田晋哉 取材・文/高橋夏実

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