”ガガ/ムービー・スター誕生”で賞レースも過熱! 本気の恋と歌に魂が震えた~っ<連載/ウワサの映画 Vol.64>

レディー・ガガの主演女優賞ノミネートをはじめ、ゴールデン・グローブ賞で作品賞・主演男優賞・監督賞など主要5部門の候補になってる(結果発表は現地時間2019年1月6日)「アリー/ スター誕生」。「希代の歌姫がオスカー獲っちゃう?」と高まる期待に加え、ブラッドリー・クーパーの見事な初監督ぶり&落ちぶれ演技ともども、賞レースの行方が気になるわー。恋と音楽、栄光と葛藤が交錯しながら迎えるエンディングは切ないけれど、恋人たちの純粋な絆と圧巻のライブ・パフォーマンスに心が震えまくる秀作! …ガガは、スッピンもカリスマだった!

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「RADIO GA GA」つながりで、「ボヘミアン・ラプソディ」旋風もいい宣伝に(笑)。フレディ・マーキュリーと、クーパー演じるジャクソン…。2本とも”スターの孤独”に泣けちゃう
© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

父と2人で暮らす主人公・アリー(レディー・ガガ)のたった1つの夢ー、それは歌手になること。昼は働き夜は小さなバーで歌う日々を送る中、自信が持てず夢を諦めかけていたアリーは、ある日、世界的シンガーのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)と出会います。彼女の奇跡の歌声にほれ込んだジャクソンと全米のステージで一緒に歌い、瞬く間にスターダムを駆け上っていくアリー。激しく恋に落ちる2人でしたが、ジャクソンの栄光は徐々に陰り、人生を変えた恋には予期せぬ運命が待ち受けていたのでした…。

世界的歌手・ジャクソンに見出されてスター街道を爆進し、次第に自分を見失っていくアリー。振付も派手なポップスター姿の彼女は、いつものガガとダブります
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名声と富の裏にある”スター”の素顔をクーパーが体現。大音量を放つアンプにより患った難聴が悪化の一途を辿るジャクソンは、キャリアは絶頂なのに、アルコールに依存しています…
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1937年の名作「スタア誕生」の3度目のリメイクとなる本作は、音楽業界を舞台にした1976年版がベースです。数年前にクリント・イーストウッド監督×ビヨンセで始動しましたが、なんやかんやでクーパーが巨匠から引き継ぎ初監督&主演と大奮闘。その結果、私的には「ガガじゃなきゃダメだった!」な仕上がりで、表現者・ガガならではのエモーショナルな演技を引き出した比類ない1本に!

 監督、主演、製作、共同脚本を務め、ギター&歌も完璧にマスターしたクーパー。トレーニングで兄役のサム・エリオット(右)に寄せた低い声は、ふだんのイケメン感が薄い~
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演技は未知数のガガでしたが、まずは「こんなにかわいいの?」と驚いた。素朴な出で立ちや、恥じらったりする振る舞いが衝撃的に新鮮で(笑)。「容姿に恵まれていなかったから、戦った」と語るガガ。逆境と悲恋を経て成功をつかむアリーの姿に、そんな自分を重ねたかのような演技がとっても繊細なんです。愛と夢の間で揺れる”乙女なガガ”は激レアですよ! カントリーからロックまで、本領発揮の音楽でも酔わせてくれるし、お得だわー。

「ボディガード」は大ヒットしたけど演技はまあまあなホイットニー・ヒューストン、映画ではコケてしかいないマドンナ…。人気歌手は映画スターになれないという定説を、ガガが覆す!?
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ガガの魅力を捉え切った監督・クーパーは、主観視点にこだわった”寄りすぎカメラ”が良かった! ジャクソン目線からほぼスッピンのガガを超アップで撮っていて、こっちはガガに見つめられて疑似恋愛状態(笑)。主演・クーパーも、脆さが恋愛にも影を落としていく複雑な男性像で共感を誘います。大スターが酒欲しさに入ったバーで「ラ・ヴィ・アン・ローズ」を歌う女(とその声)に射抜かれた出会いの夜…。ジャクソンのアルコール依存が巡り合わせた2人の宿命を暗示するその夜を、演出と演技で鮮烈に印象付けたクーパー。序盤から胸がうずいたよ…(泣)。

「心の穴を必死に埋めてるのね」とアリーが歌う出会いの夜や、鼻や耳に触れ合うシーン…。撮影監督マシュー・リバティークの抒情的な映像が、クラシカルなメロドラマを盛り上げる!
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そして、クーパーやガガが手掛けた楽曲が彩るライブシーンの熱量は、数ある音楽映画の中でも特別! 彼らのパフォーマンスはすべて生収録で、口パクは皆無です。内面がさらけ出されちゃう”生で歌う”行為って、やっぱり迫力が違う。1回聞いただけの主題歌「シャロウ」が、耳から離れません。

ガガとクーパーの渾身の歌声が魂を鷲掴みに! ロサンゼルスのグリーク・シアターから「サタデー・ナイト・ライブ」(司会はアレック・ボールドウィン!)まで、ステージもリアルです
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音楽家は俳優として、俳優は音楽家&監督として…、影響し合いパワフルに花開いた”新しい才能”がまぶしい1本ですよー。おっとー、忘れるところでしたが、私が地味に推したい新たな才能は、ジャクソンの兄役サム・エリオットの”怒れる”演技! 無言の車をバックさせる数秒のシーンに、ヤラれました。 【東海ウォーカー】

【映画ライター/おおまえ】年間200本以上の映画を鑑賞。ジャンル問わず鑑賞するが、駄作にはクソっ!っとポップコーンを投げつける、という辛口な部分も。そんなライターが、良いも悪いも、最新映画をレビューします! 最近のお気に入りは「クリード 炎の宿敵」(2019年1月11日公開)のマイケル・B・ジョーダン!(東海ウォーカー・おおまえ)

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