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アジア最大級のボッテガ ヴェネタ、入場料のある本屋!? ...etc.【週末どこ行く?】

  • 2018.12.13
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アジア最大級のボッテガ ヴェネタ、入場料のある本屋!? ...etc.【週末どこ行く?】
2018.12.13 19:00
いよいよ寒くなり師走感が身に染みるここ数日。今年もそろそろラストスパート…。気合を入れて週末のスケジュールを立てなくちゃ!ということで、12月14日(金)~12月16日(日)にかけてのスペシャルトピックスを“VOGUE厳選お出かけリスト”としてご紹介。アラーキーのエキシビジョンから六本木にある文系の聖地“ABC”跡地にできた入場料のある本屋まで、今週も幅広いジャンルからホットスポットのニュースをお届けします!

@表参道 世界観に圧倒。アートの中に潜り込む展覧会。


視界の全てが青く染まり脳みそが揺すぶられる。そんな没入型インスタレーションが、表参道にあるエスパス ルイ・ヴィトンで開催中だ。戦後のアヴァンギャルドモダニズムに傾倒し、現代アートをリードし続けた、今は亡きヘスス・ラファエル・ソト。知覚を揺さぶる錯覚性を用いた作品は、それまでになく鑑賞者に新鮮な驚きを与え、センセーションを巻き起こした。


今回公開する作品は、1999年の『Pénétrable』というシリーズ。何百もの青い棒が吊り下げられた“空間”という名の作品に入り込めば、まるでその作品と一体化してしまったような、なんとも言い難い不思議な気持ちに…。そう、その感覚が作者の狙い! 空間はただの空虚な場所ではないんですよ、ということを私たちに知らしめるためのこの展示。さあ、今週末は作品を見に、いや、“感じ”に表参道へ。

ヘスス・ラファエル・ソト「Pénétrable BBL Bleu」(Jesus Rafael Soto「Pénétrable BBL Bleu」)

会場/エスパス ルイ・ヴィトン東京

住所/東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道 7F

日程/開催中~2019年5月12日(日)

時間/12:00〜20:00

休館日/ルイ・ヴィトン表参道店に準ずる

入館料/なし
http://www.espacelouisvuittontokyo.com/

@六本木 入場料発生!? それでも行きたい新スタイルの本屋さん。


駅から六本木ヒルズの間にぽつんと、しかし確かにあった本好きの聖地、青山ブックセンター。「惜しまれつつも38年の長い歴史に終止符を打った」、そんな歴史ある跡地に本屋さんがオープン。しかもなんと入場料が発生する強気スタイルということだから、本屋閉店が相次ぐ中なんとも心強いニュースだ。


“文喫”と名付けられたその本屋は、名前の通り“文を喫る”、文化的な時間を提供してくれる空間に。美味しいコーヒーをすすりつつ本を嗜むという、現代人に足りない時間をじっくりと味わうことができる。多岐にわたる3万冊の本の中からこの1冊!と出合うために、入場料1500円で長時間滞在OK。ちなみに本屋さんなので、店頭に並ぶ本の購入はもちろん可能。

文喫

住所/東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル 1F

時間/9:00〜23:00(LO.22:30)

入場料/1,500円
http://bunkitsu.jp/

@南青山 巨匠アラーキーの片目を通して、日常を覗き込もう。


エロスとタナトス(生死感)という圧倒的なテーマから、世界のアートシーンを魅了し続けるアラーキーこと荒木義惟。実は5年前、網膜中心動脈閉塞症によって右目の視力を失っている。個展「片目」では、彼が片目で写し撮った約1000点もの作品を展示。今週末まで、南青山ラットホールギャラリーで開催中だ。


縦位置でしっかりと固定された35ミリのモノクロフィルムは、女性のヌードやしおれた花、玩具や他街路や車窓の風景、自宅バルコニーから撮影された空や外景など、ふむふむアラーキーっぽい!っと誰もが頷く、荒木作品の主要モチーフが多数登場。日本を代表する写真家が、片方の目から覗く日常の中のふとした瞬間は、静かで切ないはずなのになぜだかとっても鮮烈…。そんなモノクロ作品の数々と対峙して、巨匠荒木義惟の片目を通じ彼にしか見えないはずの日常の風景を覗きこもう。

荒木経惟「片目」

会場/ラットホールギャラリー

住所/東京都港区南青山5-5-3 B1F

日程/開催中~12月16日(日)

時間/12:00〜20:00

休館日/月曜日

入館料/なし
http://www.ratholegallery.com/

@銀座 ようこそ銀座へ! アジア最大級のボッテガ ヴェネタがオープン。


銀座の一等地に登場したのは、きらびやかな街に負けないアイコニックでモダンな建物。でもこのビルの外装、どこかで見たことがあるような…。ああ、あのラグジュアリーブランドのシグニチャー、イントレチャートの編み込みモチーフに似ているんだと思ったあなた、大正解。このビルこそが、新しくオープンしたボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)が誇る、アジア最大級のフラッグシップだ。


全6フロアで構成された超特大の店内には、ベーシックなアイテムはもちろんのこと、フレグランスやホーム&ファニチャーまで幅広いラインナップがズラリ。オープンを記念したアイマスクやピローなどのアイテムは、自分へのクリスマスギフトにぴったり!  ブランドの魅力がぎっしりと詰まったファン垂涎の夢のスポットは、銀ブラした際に是非とも立ち寄りたい。

ボッテガ ヴェネタ 銀座フラッグシップ

住所/東京都中央区銀座5-6-1

日程/12月8日(土)オープン

営業時間/11:00〜20:00、不定休
https://www.bottegaveneta.com/

Text: Mei Fujita Editor: Saori Asaka

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