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映画『女王陛下のお気に入り』、放送映画批評家協会賞で最多ノミネート。

  • 2018.12.12
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映画『女王陛下のお気に入り』、放送映画批評家協会賞で最多ノミネート。
2018.12.12 12:00
映画『女王陛下のお気に入り』(18)が、第24回放送映画批評家協会賞で最多となる14ものノミネートを獲得した

オリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズエマ・ストーン。Photo: Gareth Cattermole/Getty Images for BFI

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映画『女王陛下のお気に入り』(18)が、第24回放送映画批評家協会賞で最多となる14ものノミネートを獲得した。来年2月15日(金)に日本での公開を控える同作は、作品賞をはじめ、監督のヨルゴス・ランティモスやオリヴィア・コールマン、エマ・ストーンレイチェル・ワイズなどがそれぞれノミネートされた。


また次点で『ブラックパンサー』(18)が作品賞やアンサンブル演技賞、助演男優賞など12部門、さらに『ファースト・マン』(18)が10部門、『メリー・ポピンズ リターンズ』(18)、『アリー/ スター誕生』(18)、『バイス』(18)が9部門と続いた。


最高賞となる作品賞を巡っては、上記6作品に加え、『ROMA/ローマ』(18)、『グリーン・ブック』(18)、『ブラック・クランズマン』(18)、『ビール・ストリートの恋人たち』(18)などが候補作として選出された。


一方、個人で複数の部門にノミネートされた候補者もおり、『アリー/ スター誕生』のブラッドリー・クーパーは主演男優賞と脚色賞、監督賞に、『ブラック・クランズマン』のスパイク・リーと『バイス』のアダム・マッケイはそれぞれ監督賞とオリジナル脚本賞に、『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンは監督賞とオリジナル脚本賞に加え、撮影賞と編集賞にノミネートされている。


また、『女王陛下のお気に入り』のオリヴィアや『メリー・ポピンズ・リターンズ』のエミリー・ブラント、『エイス・グレード』(18)のエルシー・フィッシャー、『バイス』のクリスチャン・ベールなどが複数の演技部門の候補者として名前が挙がっているほか、サンディ・パウエルは『女王陛下のお気に入り』と『メリー・ポピンズ・リターンズ』の2作品で衣装部門のノミネート入りを果たした。


一方のテレビ部門では、「ジ・アメリカンズ」、「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」、「Escape at Dannemora(原題)」が5部門で最多候補に挙がっている。


主演部門でマシュー・リスとケリー・ラッセル、助演部門でホリー・テイラーとノア・エメリッヒがそれぞれノミネートされた「ジ・アメリカンズ」は、ドラマシリーズ部門の作品賞を「ベター・コール・ソウル」、「The Good Fight」「Homecoming(原題)」、「Killing Eve(原題)」、「My Brilliant Friend(原題)」、「Pose(原題)」、「Succession(原題)」らと競う。一方のリミテッドシリーズ部門の作品賞には、「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」と「Escape at Dannemora(原題)」をはじめ、「英国スキャンダル〜セックスと陰謀のソープ事件」、「アメリカを荒らす者たち」、「ジーニアス:ピカソ」、「KIZU-傷-」などの作品が名を連ねた。


コメディシリーズ部門では、「アトランタ」、「バリー」、「グッド・プレイス」、「コミンスキー・メソッド」、「マーベラス・ミセス・メイゼル」、「ザ・ミドル 〜中流家族のフツーの幸せ」、「ワンデイ -家族のうた-」、「シッツ・クリーク」が作品賞を巡って争いを繰り広げることになる。


一方で、日本の作品では是枝裕和監督『万引き家族』が外国語映画賞に、細田守監督『未来のミライ』がアニメーション映画賞にそれぞれノミネートされている。


第24回放送映画批評家協会賞授賞式典は、来年1月13日(現地時間)に開催される。

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