落としたい彼と「LINEのペース」を合わせたほうがいいワケ

好きな彼とはLINEのペースを合わせたほうがいい……。

よく言われますが、それってなんで？

それだけのことで何が変わるの？それって駆け引きじゃないの？

そんな「私は私で好きにやりたい！」という女子も、ちょっと聞いてほしい話があります。

彼と返信ペースを合わせると、けっこういいことがあるんです。

好きな人からのLINEはすぐに返したい！

それの何がいけないの？と思っても、まだ彼氏彼女の間柄ではないのなら、心のままに即レスするのは避けましょう。

返信を強要していなくても、のんびり返したLINEに即レスされること自体が、彼のプレッシャーやストレスになることも多いです。

一方、もし彼が即レスタイプなら、自分がストレスを感じない範囲ではやめに返してあげましょう。

相手を目の前にしたコミュニケーションとはちがって、文字やスタンプが中心のLINEは情報量がすくなめ。

相手のテンションが目に見えてわかる「時間」「文字数」は合わせておくだけで「なんかしっくりこないな」と思われるリスクが減りますよ。

「断るほどじゃないけど、積極的に押すほどではない」と思う相手から、熱烈な気持ちを感じたら、なんとなく距離をおきたくなりませんか？

LINEも同じです。

「表面上の態度をそろえる」のはとても大事。

「好き」「会いたい」と書かなくても、ガツガツした返信ペースなら「狙われてるかも？」と感じるし、待っても待っても返事がこなければ、「脈ナシか」と思うもの。

気持ちのバランスがくずれている相手と「この子ならうまくいきそう」とは思えません。

彼に対する熱い気持ちがあったとしても、好き好き好き！と押しまくって引かれるよりは、

「彼女は自分をいいと思ってくれてるみたい、そう言えば自分もそうかも……」的に、同じテンションに寄せていき、

じわじわ攻めるほうが、結果的に気持ちが近づくのが早いです。

LINE上に、そんな「表面上の態度」が表れるのは、やっぱり返信ペース。

何を書いているか、よりも、いかにテンポが合うか、を見せていくほうが、ずっと効果的に仲良くなれますよ。

そうは言っても、彼からLINEが来たらすぐ読みたいですよね。

返信ペースを合わせるとして、一時間に一回しか返事をくれないなら、既読も一時間待たなきゃいけないの？

そんなことはありません。読みたいなら既読はどんどんつけてOK。

おおよその返信ペースを合わせていれば、既読になってしばらく返信が来なくても「駆け引きか？」なんて思われません。

返信ペースに対してストレスがない相手なら、「いつ既読になった？」なんてソワソワしないもの。

逆に「見てるっぽいのに返事がない……」なんて彼がヤキモキしてくれればそれはそれでラッキーですし。

そこから彼の返信ペースが早まることもありますよ。

何よりダメなのは、彼はそうでもないのに、あなたは彼のLINEを待ち望んでいて、とにかく食いつかずにはいられない状態だ……と思われてしまうこと。

返信ペースを合わせることは、相手にそんなプレッシャーを与えない気遣いです。

返信を焦らす駆け引きではなく「僕たち同じ気分だね」と思わせる、空気感の調整です。

前のめりになりがちな女子は、これだけでも守ってみてください。

関係に変化が表れるかもしれませんよ。

（中野亜希／ライター）

（愛カツ編集部）