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マナー講師が教える!ビジネスシーンでの「香り」のまとい方&選び方

  • 2018.12.9
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すれ違うときに、ほのかに良い香りがする人に出逢うと思わず振り返りたくなりますよね。しかし、いくら良い香りでも、過度にまとうと周りの人に迷惑をかけてしまうこともあります。

また、あなたが好きな香りが他の人も好きだとは限らないので、特にビジネスの場では香りのまとい方や選び方が重要です。

そこで今回は、ビジネスマナー講師である桜美月さんに香りのまとい方と選び方について聞きました。香りのマナーを知りうまく活用しましょう!

1:自分目線ではなく職業にあわせて

香水をつけるには不向きの職業もありますよね。飲食店、医療関係など自分の職業に香りが必要なのかどうかを考える必要があります。

プライベートであれば自由ですので、職業的に香りをつけるのがむずかしいのであれば、お休みの日に楽しむようにしましょう。

2:フレグランスの種類

香りには4種類あります。

(1)パルファム:濃度約15~30%、持続時間約5~7時間

(2)オード・パルファム:濃度約10~15%、持続時間約5~7時間

(3)オード・トワレ:濃度約5~10%、持続時間3~4時間

(4)オーデ・コロン:濃度約2~5%、持続時間約1~2時間

ビジネスでつけるのにおすすめなのはオード・トワレ、初心者におすすめなのはオーデ・コロンですよ。

3:香りの選び方

香りはつけてから3段階に変化します。まず、つけてすぐは、自分でも香水をつけていると感じる、揮発性が高いトップノート(10分~20分)。柑橘系の香りがトップノートになりやすいといわれていますよ。そのあと、ミドルノート(30分~2、3時間)となり、本来の香りが持続します。

余談ですが、香水売り場でトップノートの香りを嗅いですぐ購入するのではなく、つけてから30分ほど買い物などをして時間を置き、メインの香りの個性が自分の体に合うかを見極めてから買うことをおすすめします。ラストノート(2、3時間~残りの香り)は本人にはほとんどわかりません。バニラやムスクなど少し甘い、動物性の香りが残りやすいようです。

4:香りのまとい方

香りは下から上に香っていきます。手首やうなじにつけたいのもよくわかりますが、ビジネスの場では、足元のくるぶし付近に1プッシュ拭きつけると、身体全体をオーラのように包んでくれ“ほのかに良い香りがする人”という印象を残せます。

物足りない場合や香水上級者の人は、ひざ裏、内もも、腰……と上の位置につけたしていくと良いですね。ただし、腰から上の部分にはつけないようにしましょう。香りがきつくなってしまいます。

上記の4つのポイントを押さえて自分らしい香りをうまく演出すると、ビジネスシーンでも良い印象を残せそうです。ぜひ参考にしてくださいね。

【参考】

※ 『媚びてないのにかわいいシンデレラマナー』(桜美月) / 主婦の友インフォス情報社

【画像】

※ Izabela Magier 、titov dmitriy、Alena Ozerova / shutterstock

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