海ゴミは日常から ~街と海はつながっている~ ♯未来のためにできること

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海や浜辺に流れ着くゴミの大半は、 じつは街から流れてきた生活ゴミ

海ゴミやビーチゴミは、私たちの社会が抱える大きな問題のひとつです。分かっていても、なかなかビーチクリーンに参加する機会もなく、都会で生活しているとどこか他人事のようでなんとなくスルーしてしまうことも少なくありません。

しかし、海や浜辺に流れ着くゴミの大半は、じつは街から流れてきた生活ゴミ。ビーチクリーンで回収されるものを見てみると、大量の空き缶やペットボトル、レジ袋、包装パッケージ、発泡スチロールなど、分解されないプラスチック製品や金物、家庭から出る生活ゴミが圧倒的。手軽にポイッと捨てられてしまいがちなキャンディーやお菓子の包装袋、タバコの吸い殻なども、浜辺のあちこちに散乱しています。なかには、洗剤や日用品の容器、注射器、看板やカラーコーン、タイヤなど、海辺とは無縁のものまで! 定期的にビーチクリーンを行ってもゴミの量はいっこうに減らず、「拾っても拾っても、また大量のゴミがビーチに……」と、頭を抱える声も多く聞こえてきます。

街や海からゴミをなくすために あなたには何ができますか?

たとえば、首都圏で人気のビーチが集まる神奈川県の公益財団法人「かながわ海岸美化財団」の調査では、海ゴミの約3割は海水浴・観光客の置きゴミ、残りの約7割は街からの河川を辿って漂着するゴミだといいます。その経緯は、道端に散らばるゴミが雨風に運ばれて、排水溝や下水道を伝って下流へ、そして海へ。嵐や大雨の日には、河川が濁流となった勢いでたくさんの漂流物が河口へと押し流されて、翌日には海辺がゴミの山に……。

ビーチでポイ捨てや置きゴミをしないマナーももちろん大切ですが、海ゴミ問題は、街を含む社会ゴミの問題でもあります。ビーチクリーンをするだけでなく、街から変えなければ、この問題はいっこうに改善されません。誰かに押し付けられて、嫌々ゴミ拾いをするのでは、その場限りで続かないかもしれません。また、興味はあっても、ビーチクリーンに参加することが難しい方も多いはずです。それより、日常生活のなかで街に散らばるゴミを見かけたら、前述したその行く末をちょっと思い出して、そして拾ってみる。それだけでも、海を汚さないためにできる立派なエコ活です!

この記事を読んでくれた皆さんが、「街が海とつながっている」ことに心を傾けて、見かけたゴミを無視せず、ちょっとした思いやりを行動に移してもらえたら……。そんな優しさの連鎖が、未来の海を救っていくのです。

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