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【大島優子さんインタビュー】30歳になって思う「本当に美しいと感じる人」

  • 2018.12.6
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大島優子さん4

30歳になって、心がふわぁ~っとラクになりました

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2015年に『No.9 –不滅の旋律-』で鮮烈な舞台デビューを果たし、翌年は濃密な二人芝居『美幸-アンコンディショナルラブ-』に主演。舞台で培った経験が自信として蓄積され始めた頃に30歳を迎え、心境にも大きな変化があったそうです。

「心がふわぁ~っとラクになりました。たぶん、いろんなことを気にしなくなったんでしょうね。以前は何をするにも一個ずつがすごく気になって、お芝居をするときもいつも、『これでいいのか? これじゃダメなのか?』と振り子が振れるみたいに迷ったり、自分の中でぐるぐる考えすぎてたんです。でも今はそれがなくなって、『思うがままでいいかな?』って(笑)。自分に自信がついてきたというのもあるかもしれないですけど、それ以上に、自分が気にしてるほどには周りは気に留めてない(笑)、と思えるようになったんです」(大島さん)

そんな変化も感じながら挑む『罪と罰』は、ドストエフスキーの名作を気鋭の英国人演出家フィリップ・ブリーンが舞台化し、演出も手がける作品です。語学の習得と、本場のエンターテイメントを体感するため滞在した海外での経験が、今回の舞台ではどう活きるのでしょうか。

「それは私自身も楽しみな部分で、稽古が始まってみないと全然わからないですね(笑)。唯一言えるのは、英語を学んだおかげでフィリップの演技指導の言葉が直接理解できるということで。通訳を介さずに演出家の意図を理解できるのは、もしかしたら自分にとってすごく有益なことかもしれないです」

美しい人はみんな、仕事や生活を楽しんでいる

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長丁場の舞台を乗り切る持久力を養うべく、目下、筋トレに励んでいる大島さん。舞台期間をヘルシーに過ごすため、ほかにもとり入れているものがあるそうです。

「舞台中は特に、のどによくて風邪予防にもなるマヌカハニーとしょうがをしょっちゅうとっています。しょうがは体を温め代謝をよくしてくれるので、すりおろして鍋料理やスープに入れたり、ドレッシングに混ぜたり。あとはこまめに水を飲んで、のどをうるおしていますね。それと、待ち時間に足元から冷えないように、湯たんぽブーツをはいています」

軽やかになった心と体で意欲をみなぎらせる様子は、キラキラ輝いてとてもキレイ。全力疾走で駆け抜けた20代から30代へーー。新たな一歩を踏み出した大島さんの美しさの秘訣とは?

「これまで年上の女性たちと出会ったりお話をしてきた中で、私が『美しいな』と感じるのは、自信を持っていたり、心が豊かだったり、仕事や生活を楽しんでいる人です。いつの間にか魅力にひきこまれちゃうような人はみんな、知的で自信があって心も豊かで、人生を楽しんでいる。そういう人とは一緒にいるだけでハッピーになれるし、私もそんなふうにありたいですね。これから始まる30代はどんなふうになるのか!?…次は60歳になるのが楽しみです!(笑)」

(舞台情報)
『罪と罰』

東京公演2019年1月9日~2月1日(Bunkamuraシアターコクーン)、大阪公演2019年2月9日~17日(森ノ宮ピロティホール)
●公演チケットは、東京公演・Bunkamuraチケットセンター、オンラインチケットMY Bunkamura、Bunkamuraチケットカウンター、東急シアターオーブチケットカウンター、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットほかで取り扱い中
大阪公演・2018年12月16日よりチケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、イープラス、森ノ宮ピロティホール 窓口販売で取り扱い

撮影/田辺 エリ 取材・文/浜野 雪江 ヘアメイク/犬木 愛(Agee) スタイリスト/百々 千晴

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