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離乳食は好きだったのに! 子どもの食が進むようになるアイデア3つ

  • 2015.3.9
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【ママからのご相談】

1歳の子どもがあまりご飯を食べません。離乳食から幼児食に移行して3か月が経つのですが、食事を用意してもほとんど食べません。私は、幼児食のレシピを見ながら一生懸命料理しているので、食べてくれないと悲しくなります。 子どもに食べさせるにはどのようにしたら良いでしょうか?

●A. 子どもは親と同じものを食べたい! “大人と同じ茶碗”・“昨日と違うメニュー”が効果あり!?

ご相談どうもありがとうございます! 女性の働きスタイル研究家のアボカドチョコです。

子どもにご飯を作ることって、大変ですよね。「おいしそうに食べてくれるかな?」と思いながら料理をしているご相談者さんの様子が浮かぶようです。

子どもの個性はそれぞれなので、皆が同じ方法で食べるようになるとは限らないでしょうが、“子どもがご飯を食べるようになる5つのコツ”を書いてみたいと思います。

●子どもがご飯を食べるようになるコツ5つ

●(1)子どもが食事をする時間に、パパ、ママも一緒にご飯を食べる

「食事の時間は楽しい」という認識を与えるには、子どもと食事時間を一緒にすることが効果的なようです。食事を与える人が一緒に食べて楽しい雰囲気を作れば、子どもも食事時間が好きになります。

●(2)昨日出したメニューは、今日は出さない。食材を“アレンジ”する

子どもは大人が思っている以上に、“グルメ”なようです(笑)。わが家の場合も、昨日と同じメニューはあまり食べません。昨日とは違うメニューを出すと、興味を持って食べてくれます。たとえば、プチトマトは1日おき、白いご飯を出した翌日はうどんにする、といった具合に。

かわいいおべんとう研究家のほりえさちこさんは、『3歳までの子育ての教科書』の中で、以下のように、食材の“アレンジを工夫する”ことの大切さを語っています。

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『同じ食材でも飾り切りにしてみたり、少しだけ見た目をアレンジすると、とてもおいしそうに見えてくるから不思議なものです。たとえばいつもサラダに入れている野菜を、サンドイッチに入れてみたり。ごはんに驚きと発見を加えると、ちょっと苦手な食材にもとっつきやすくなります』

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●(3)大人と同じものを“よく似た食器”で食べさせる

子どもは幼いながら、いつも、「大人と同じようにしたい」と思っています。パパ、ママと同じものを、薄味にして小さく切って与えましょう。

“おかずを入れる食器”も親と同じものにするとより食が進むかもしれません。わが家の場合、子ども用食器に入れていた白米を、大人用の小さな“お茶碗”に入れるようになってから、よく食べるようになりました。

●(4)「おいしいね」と語りかけながら、パパ、ママも笑顔でおいしそうに食べる

パパ、ママが、「おいしくない」と言うと、子どもはその食材を嫌いになる傾向があると思います。子どもに、親がお手本として、「おいしい」と笑顔で食べれば、子どももおかずに手を付けることでしょう。

●(5)食べられたら、「上手に食べられたね」と“大げさに”褒める

いつもに比べて少しでも多く食べられたら、「上手に食べられたね」と褒めてあげてください。ご飯のおいしさよりも、親に褒められたい一心でまたおかずを口に運ぶようになるでしょう。最初は褒められることが目的でも、ご飯を食べる習慣が付けば、その後は自然と食は太くなるようです。

一生懸命作ったご飯を食べて欲しい。これは、食事を作るパパ、ママ皆が思うことですよね。「昔、母が作ったおかずを堂々と残して悪かったな」、そう反省する日々です。

【参考文献】

・『3歳までの子育ての教科書』アスコム・編集

●ライター/アボカドチョコ(女性の働きスタイル研究家)

外資系企業に勤務後、独立して10数年。「家庭と仕事を両立する生活」に憧れながらも、ずっと仕事ばかりの生活を続け、アラフォーで長男を出産。初めての育児にドタバタ、悩みもいっぱい。「女性が子育てしながら働き続けるって大変じゃない?」という新たな気付きで、子育て中の働き方を本気で考える毎日。今一番好きな言葉は「時短」。人との関わり合いと子どもと遊ぶこと以外は、あらゆる効率化を実験。「色彩心理/カラーセラピー」も勉強中で、「自分らしさ」を活かしながら生きていける人が増えるといいなと思っています。好きなものは、ロック、まったりカフェ、たまご。

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