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タクシーでの上司の席はどこ?知らないと恥ずかしい上座と下座、基本のキ

  • 2018.11.30
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エレベーターや会議室、タクシーなど、目上の人との空間ではマナーが大事。しかし、“あれ?上座ってどこの席だっけ”と分からなくなること、ありますよね。入り口、奥、右、左、後部座席、助手席、通路側など、混乱しがち。

今回は、社会人なら知っておきたい上座と下座の基本をまとめました。ビジネスマナーとして参考にしてください。

「上座」は上司やお客様の場所

“上座”という言葉は、聞いたことがありますよね。上座は自分にとってのお客様が座る場所で、一般的には入り口から最も遠い席と覚えておくと良いでしょう。

逆に下座は、細々と動き回ったり雑用をこなしたりと、立ったり座ったりの動作が多い人が座る場所です。いわゆるビジネスシーンにおいて新人であればこの席が定位置ですね。

まずはお客様を上座に、次いで自社の上司、先輩、という風にご案内するようにすれば良いでしょう。

応接室や会議室ではどちら側に?

あまり知られていないのが、応接室などの席次。最も入り口に近い場所が下座にあたります。

もし室内に窓があれば、窓に近い席の一番奥が上座になります。お客様はこちらの窓際のお席にご案内すると良いでしょう。そして、会議室では議長席と呼ばれるセンター席が最も重要です。議長からみて右隣が上座になっています。

こういった席次の並びを把握することで、ビジネスシーンで失礼のないよう対応することができますね。

タクシーの座席は?助手席は?

基本的にはドライバーがいる車の場合、運転席の後ろが上座、助手席が下座になります。つまり、運転席の後ろは上司に、そのとなりは自分の先輩に、自分は助手席にという形になります。

なおこの並び順は若手社員が運転する社用車でも同じですが、自家用車の場合、上座は助手席になりますので注意しましょう。

エレベーターでは上司やお客様は出入り口?奥?

エレベーターにも、もちろん上座と下座があります。エレベーターの場合は、乗る前の行動からご説明します。

(1)乗る前はどうすればいい?

上司や先輩など社内の人の場合は気にする必要がないかもしれませんが、社外の人が来訪した場合にはお見送りが必須です。

自分が同乗するときは、目上の人から乗るよう配慮しましょう。同乗しない場合は、相手がエレベーターに乗り込み、扉が閉まるまでお辞儀の姿勢を保つようにしましょう。

(2)上座と下座はボタンの位置で判断

では、エレベーター内の上座と下座のご説明をします。

片側にボタンがある場合、上座は操縦ボタンの後ろの壁際。2番目は上座の隣。3番目は操作ボタンの隣(2番目の前の位置)で、下座は操作ボタンの前です。両側にボタンがある場合は、入って左奥が上座。エレベーターに入って、右側の操作ボタンの前が下座です。

(3)乗っている間の振る舞い

取引先や上司とエレベーターに乗ったときは、自分が操作ボタンを押すようにします。また、面識のない人が同乗する場合も、その人が降りる階を「何階ですか?」と聞くように心がけ、操作をするのがマナー。混雑しているときに目的の階数ボタンを押せない人にとってはありがたい気遣いです。

焦ってしまうと分かっているはずのこともできなくなってしまいます。どんなときでも落ち着いて行動できるよう、この記事をぜひ参考にしてくださいね。

【参考】

※ 『媚びてないのにかわいいシンデレラマナー』(桜美月) / 主婦の友インフォス情報社

※ 『デキる!男のマナー事典―ビジネス&プライベート』(住友 淑恵 監修) / 西東社

※ 『ビジネスマナーの基本講座 第一印象からビジネスは始まる!』(ANAラーニング 監修) / 成美堂出版

※ 『1分でわかる「ビジネスマナー」必携マスターBOOK』(石井洋子 監修) / 技術評論社

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【画像】

※ Monkey Business Images、ZephyrMedia / shutterstock

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