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モテ色はピンクから水色へ “モテ服”の王道「ジルスチュアート」が解説

  • 2018.11.29
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サンエー・インターナショナルの「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は2019年春夏、やさしくて繊細なスモーキーパステル“デリケート・ニュートラルカラー”を打ち出す。1〜3月発売商品のキーカラーはサックスブルー、クリーム、グレイッシュピンク、水彩画風の花柄プリントなど。特にブランドの一推しはサックスブルーだ。

佐藤三佳クリエイティブ・ディレクターは「今のモテ色はブルー。(ストリートやカジュアルスタイルがトレンドの中)甘いピンクは今の男子がひいてしまうので、店頭の売り上げもピンクよりもブルーが動いている。グレー色に近く取り入れやすく、知的で好感度があるサックスブルーがおすすめ」と語る。19年春夏コレクションは輝くを意味する“ルミナス”をテーマにしたレースをチュールで覆ったスカートを始め、レース素材に花柄をプリントしたブラウス、ジャケットに変形するトレンチコートなどワンテク加えたアイテムをラインアップする。

18-19年秋冬スタートした新ライン“エンディーローブ(EndyROBE)”は、結婚式や接待、会食、忘年会、入学式や卒業式まで、さまざまなシーンに対応するウエアを提案する。ブランドの得意とするパールやフリル、レースなどの要素を入れながら、スカートの丈は短すぎないミモレ丈、ワンピースはワキや二の腕が隠れるスリーブなど、さりげなく配慮されている。19年春夏にはドット柄のレースドレス、ポンチ素材のパール付きカットソー、シルク100%のリブニット、ツイードのセットアップなどをそろえ、30代以上の「ジルスチュアート」顧客の大人層を狙う。

「ジルスチュアート」は7〜9月に放送されたドラマ「サバイバル・ウェディング」に衣装をリースし、主演の波瑠が着用したワンピースやブラウスが売れ筋になった。小嶋奈南美プレスは「ドラマを通して、婚活中のさやか(波瑠)の服装がカジュアルからフェミニンな服装になっていき、そのフェミニンなスタイルで多く着用いただいた。特にデートやプロポーズシーンで着用していた服の問い合わせが多かった。雑誌の編集部で働いている設定で、ブルゾンちえみさんがSNS担当として、実際に出演者の写真をたくさんSNSにアップしていたことも奏功した」と言う。

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