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ヴァレンティノ、東京でプレフォールを初開催!

  • 2018.11.29
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ヴァレンティノ、東京でプレフォールを初開催!
2018.11.29 11:30
ブランドを象徴するレッドカラーでショーは幕開け。フロントローには、アジア各国のセレブリティが集結した。

【全92カット】VALENTINO 2019プレフォールをすべて見る。


東京で初となるプレフォールのコレクションショーを開催したヴァレンティノ(VALENTINO)。メンズ&ウィメンズの合同ショーもメゾンにとっては初の試みだった。会場の寺田倉庫は、これまでのヴァレンティのショーとは異なりコンクリートで囲まれた無機質な空間だ。今回、ピエールパオロ・ピッチョーリがテーマに掲げたのは「間(ま)」。完全と不完全、永遠と刹那といった対比する2つの美をショーに吹き込んだ。


生演奏が響き渡る中、深みのあるレッドに身を包んだモデルでショーがスタート。圧縮されたラッフルや不規則なプリーツ、大きなリボンと、生地を贅沢にレイヤードしたボリューミーなシルエットが続く。足もとはソックスにレースアップシューズかブーツが主流。レースやフラワーモチーフなど、ブランドならではのロマンティックなワンピース、パファージャケットやデニムジャケットなどのストリートをミックスしたモダンなルックが続く。序盤はブラック、ホワイト、そしてデニムなど、ワントーンでシンプルさを保っていたのも印象的。時に、和柄で日本らしさをプラスしていた。


後半は、ピッチョーリが得意とするイヴニングへとシフト。贅沢なシフォンのレイヤードはとびきり美しく、まるで花をまとっているよう。70年代風ガウンや80年代シルエットのカクテルドレス、そして終盤に登場したレッドのドレスは揺れる度にシースルーの繊細さが伝わってくる。ラストルックを飾ったのはカイア・ガーバー。花びらが舞う中、ショーは幕を閉じた。


キャットウォークはカイアの他にも、注目のフラン・サマーズやアドゥ・アケチ、日本人モデルの新井貴子など豪華な顔ぶれがショーを盛り上げた。会場にはローラやディーン・フジオカ、Perfume、長谷川京子など、多くのセレブリティの姿があった。

Text: Aya Tsuchii

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