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結婚や子育てのお悩みに先輩女子からアドバイス【女性の生きづらさ問題⑥】

  • 2018.11.27
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仕事、結婚、出産、家事にまつわる「~すべき/~せねば問題」。先輩たちは、どんなふうに考え、どう乗り越えてきたのだろう? イラストエッセイストの犬山紙子さんとエッセイストの酒井順子さんに、経験者だからこそのアドバイスをもらいました。

結婚や子育てに関する4つのお悩み

【お悩み1】
親戚の集まりがあるたびに、「そろそろ結婚しないと」とか、「早く子ども産まないと、あとが大変よ」などと言われ、うんざり。どう対処すればいい?(30歳・商社事務)

【アンサー1】
集まりをバックれるのがいちばん。ムリなら「それ、絶対ほかで言わないほうがいいよ」と心配する体で言う。「そうですね」なんて肯定してしまうと、自己嫌悪を覚え、二度傷つくことになるから。相手の心の裏側に、思いを馳せるのも手。「こちらを傷つけてでも、自分の人生を肯定したい、きつい状況にあるんだな」と、冷めた気持ちになれるかもしれません。(犬山紙子さん)

【お悩み2】
子どもの急病で会社を抜けるときは申し訳なさそうに頭を下げ、子連れで通勤電車に乗るときは「すみません」を連発。日本は、子どもにやさしくない社会だと、つくづく思います。(31歳・金融人事)

【アンサー2】
これは悲しい母親プレイ。会社では、周囲とうまくやるために、多少仕方ないかもしれませんが、公共の場では必要以上に頭を下げないでよし!そうやって主張しないと、いつまでも状況は同じままだと思います。(犬山紙子さん)

【お悩み3】
仕事もできて、子育ても家事も完璧で、そのうえいつまでもキレイで。SNSにはそんな人がいっぱいで、プレッシャーを感じます。(29歳・IT企画)

【アンサー3】
目指さなければという気持ちになっているようですが、あなた自身の願望は置き去りになっていませんか? スーパーキャリアウーマンはいるけれど、誰もがそうなれるわけではないし、そうなりたいわけでもないはず。世間の風潮に流されず、自分の内なる声にもっと耳を傾けては?(酒井順子さん)

【お悩み4】
婚活市場でも合コンでも、20代女子と30代女子では明らかに男性の態度が違う。「女は若いのがいい」という風潮、どうにかなりませんか!?(33歳・メーカー営業)

【アンサー4】
悲しいかな、女性がどうあらがっても「女性は若いほうが価値がある」という市場原理はなかなか変わりませんね。それに、人生100年時代になっても、卵子が加齢するのは事実。出産を視野に入れて婚活するのなら受け入れないまでも理解はしたほうがいいかも。(酒井順子さん)

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