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「ムスメとちゅうしゃ」病院にだまされた!? 号泣の予防接種の行方は【ムスメと @kita.acari 第42話】

  • 2018.11.25
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小児科は、大きな泣き声が聞こえてきて、それだけで子どもにとっては怖いところに思ってしまいます。ムスメちゃんは、意外にも優しい先生やおもちゃに心奪われて、ずっとニコニコしていたそう。しかし、注射されたとたん…。「病院が怖い~」と泣いて困っているママ必見のお話です。


ムスメとちゅうしゃ


近所の小児科に、0歳の頃からずっとお世話になっています。

初めて受診した時、ムスメは優しい看護師さんや先生、魅力的なおもちゃの数々にすっかり心奪われずーーっとニコニコしていました。診察が始まってもニコニコ、おなかを出して聴診器を当ててもらってもニコニコ。

しかしひとたび注射器の針が腕に刺さると「だまされた!」と言わんばかりの形相でギャン泣きでした。まあそりゃそうですよね…

その後はすっかり病院が怖くなってしまったようで、何度も何度も予防接種に来るたびにその恐怖は勢いを増し…



1歳の頃はもう病院に入っただけで泣くようになっていました。



当然診察中はさらに大暴れで、必殺大人の腕力で押さえつけてチクッとやってもらう日々。

隣で看護師さんがおもちゃの音を鳴らしてくれても、先生の優しい笑顔や声も、何もムスメに届く事はありませんでした…。




1歳半を過ぎて予防接種が終わると病院にかかる頻度はだいぶ減りましたが、それでも風邪をひいたりしたときに受診するとビクビク。

注射がなくても病院は怖い…うーん、わかるよ、わかる。

消毒液のニオイとか、なんか痛いことされそうな気がしてくるカチャカチャ音とか、ほかの子の阿鼻叫喚とかね…。

私自身病院大嫌いだったので、子どもを怖がらせないために「大丈夫だよ~」と努めて明るく振る舞っていても、内心は過去の恐怖がよみがえってきて一緒にビクビクしていました。笑

この頃には少しずつ言葉がわかるようになってきていたので、「病院怖いね、でも病院行くとバイキンやっつけてくれるお薬もらえるからね…あとシール(お薬の服用チェック用)ももらえるよ!」などと説得しながらときどき足を運んでいました。

そして今年もインフルエンザの予防接種のシーズンがやってきました。



ああ嫌だなぁ…今年も泣くんだろうな…と思いきや、

スッと椅子座ってパッとおなか出してアーンするではありませんか。
え? 泣かなくていいの今日?

注射なしの期間が長かったせいか、看護師さんが注射器を出しても気付かず、なんなら刺されても数秒気づかず、3秒後くらいに少し痛がって終了でした。

アンタ…成長(?)したわね…!



先生と看護師さんの見事な連携にただただ感謝するのでした。

(きたあかり)

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