清川あさみ『千年後の百人一首』原画展が、京都・両足院で開催 。

わずか31文字で綴られた恋心や人生、四季の美しさ。時代を超えて愛され続ける百人一首の世界を、アーティスト・清川あさみと詩人・最果タヒのタッグで現代に鮮やかに蘇らせた書籍『千年後の百人一首』。その原画展が、京都の建仁寺塔頭 両足院にてスタートした。

作品は歌のイメージによって「秋」「儚」「想」などに分けて展示。本堂の廊下には「秋」の作品が並ぶ。

布や糸、ビーズを用いて、幾重にも重なるレイヤーで情感豊かな世界を紡ぎ出した作品が並ぶのは、厳かな静寂に包まれた両足院の本堂や大書院。アクリル板を使ったディスプレイで、まるで宙に浮かぶような作品のひとつひとつに見入るうちに、和歌が詠まれたはるか昔へと誘われるようだ。

作品の制作について、「歌を現代風に解釈して、どう伝えるか、どう描くかが難しかった。秋に感じる切なさや人を恋しく思うセンチメンタルな気持ちは、千年前もいまも変わらないというのが新しい発見」と清川。

メイン会場である両足院に85点が並び、残り15点は徒歩5分の祇園・花見小路にあるグランマーブル祗園に展示。それぞれの会場には、最果による現代語訳の詩を女優の南果歩が朗読する音声が、展示作品に合わせて流れている。会期中の11月24日(土)11時には、両足院の大書院にて、未生流笹岡家元の笹岡隆甫による、本展をイメージした生花を見られるというイベントも。

秋が深まり美しく色づく京都で、千年前と現代を行き来しながら、「現代版百人一首」の世界を五感で楽しんで。

本堂内にはたゆたうように曲線を描きながら作品を展示。床の間には女性の一生をテーマにした作品「LIFE」が飾られている。

初夏の半夏生の美しさで知られる池泉回遊式庭園を望む大書院。観光客で賑わう街中とは思えない静けさの中、揺らめく糸やビーズのきらめきに引き込まれる。

清川お気に入りの蝉丸の歌「これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」を現代的に解釈した作品。出会いと別れが行き交う都会の空の上に金魚を泳がせ、無常観を表現。©︎AsamiKiyokawa

本展を記念して発売された「清川あさみ 百人一首かるた」をずらりと並べたインスタレーション。展示構成は名和晃平が率いる「SANDWICH」による。

内覧会に登場した清川あさみ(左)と南果歩(右)。清川は紅葉に流水という竜田川を描いた羽織にかすみの横段のきもの、南は地紋と色合いで平安朝の雅さを表現したコーディネートで。

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