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【花田美恵子さんが教える!】ゆがみのない体を作るヨガのポーズ

  • 2018.11.19
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ラクダのポーズ

体の緊張に気がつかせてくれるヨガ

本格的にヨガを始める前の花田さんは、子育てに忙しかったこともあり、「自分の体に気を配れていなかった」といいます。ひどい頭痛や肩こりに悩むことも頻繁にあったとか。

「ヨガのポーズをとると、『ここが張っている』と体の緊張に気がつくことができます。ヨガによってその緊張をほぐすこともできますが、『意識を自分に向ける』というヨガのマインドが、私の不調には効いたように思います。時間がないときは、呼吸を整えて、『自分に意識を向ける』ことだけに集中することもあります。今は、頭痛や肩こりからはすっかり解放されました」

姿勢の確認、調整にヨガが役立つ

ヨガを続けるなかで、張りや緊張の原因となる姿勢の崩れも、自分で整えることができるようになったそう。

「軸をしっかりつくり、正しいポーズでヨガを行うと、自分の姿勢が崩れていることに気がつきます。ヨガのポーズで体を動かしながら姿勢を整えると、『こんなにラクだったんだ!』とびっくり。正しい姿勢で過ごせているなら、本来は体に負担はかからないはずですよね」

でも、日常の生活を送るなかで、どうしても姿勢が乱れたり、ゆがんだりしてしまいます。

「だから、日中いかに姿勢を意識して過ごせるか、1日の終わりに崩れた姿勢をリセットできるか、が大事だと思います。そのことにヨガはすごく役立ちますし、私もヨガでトラブルのない体を維持したいと思っています」

Tadasana 山のポーズ

「山」のように堂々と立つポーズで、正しい姿勢を身につけましょう。ゆがんだり緊張したりして乱れた姿勢をリセットするポーズとしても、ぜひ利用して。

山のポーズ

つま先とかかとをぴったりとつけて、立ちます。正面を向き、腕は体の横で下ろし、手のひらを前に向けます。お腹に力を入れ、頭のてっぺんとひざのお皿を天井に向かって引き上げるようにイメージしましょう。ここで5呼吸。

Ustrasana ラクダのポーズ

上体のシルエットがラクダのこぶに見えることから、このポーズ名に。胸や肩を開いたり、背骨を大きくしならせたりすることで、姿勢を整えます。

<1>

ひざをつく

床に両ひざをつき、ひざ立ちになります。ひざは軽く開き、足の甲は伸ばして床につけます。

<2>

かかとをつかむ

体を後ろに倒していき、両手で左右それぞれのかかとをつかみます。

<3>

胸を反らせる

かかとをつかんだ手で体を支えながら、胸は天井に、顔は後方に向けて体を反らします。ひざで床を押すように意識し、脚のつけ根の前側はしっかり伸ばしましょう。ここで5呼吸。

Supta Virasana あお向けの英雄のポーズ

ひざを曲げた状態であお向けになります。太ももの前側を伸ばし、骨盤が後傾している人に多い太ももの前側の張りをほぐします。

<1>

ひざを曲げて座る

床に座ります。ひざを曲げ、かかとをももの外側にもってきます。ひざは閉じておきましょう。

<2>

上体を後ろに倒す

ひざを曲げたまま、ゆっくり上体を後ろに倒し、あお向けになります。両腕は体のわきに伸ばし、手のひらを上に向けます。ひざが浮かないように注意しながら、ここで5呼吸。

<キツい人は…>

片ひざを伸ばす

ひざが浮いてしまう人は、<1>のときに片側のひざだけ曲げ、反対側の脚は伸ばしたまま、上体を倒します。ひざを曲げる脚を替え、くり返します。

<慣れてきたら…>

腕を伸ばす

<2>のあとに、両腕を頭の方向に伸ばしてみましょう。肩に力を入れず、気もちよく伸びて。

撮影/山上忠 ヘア&メイク/坂口勝俊(Sui) 取材・文/馬渕綾子

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