映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」で太賀が母親から愛されなかった青年を熱演! モデルがいる役は「想像力との勝負」

拒絶されても母親への愛を諦めなかった青年が起こした奇跡を描いた感動作「母さんがどんなに僕を嫌いでも」。主演を務めるのは、若手俳優の中でも抜群の存在感を見せる太賀。2018年には5本の映画に出演し、ドラマや舞台にと活躍の場を広げている。太賀に話を聞き、母親に愛されない青年を演じるあたり、どのように役と向き合ったのかなど迫ってみた。

【画像】映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」メインビジュアル (C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会

インタビューに応じてくれた太賀
KADOKAWA

「母さんがどんなに僕を嫌いでも」は、小説家や漫画家としても活躍する歌川たいじの自伝的コミックエッセイを実写化した作品。幼い頃から母・光子に愛されることなく育った主人公・タイジは、その壮絶な家庭環境から17歳で家を飛び出す。その後、社会人になってはじめて友人たちに背中を押され、もう一度光子と向き合う決心をする。

映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」メインビジュアル
(C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会

太賀が主人公・タイジを演じ、吉田羊が母・光子を熱演。タイジを拒絶する壮絶な母親という難役を説得力のある演技で表現している。タイジの友人には「レディ・プレイヤー1」の森崎ウィンをはじめ、白石隼也、秋月三佳のフレッシュな面々が揃う。また、幼い頃にタイジを支える婆ちゃんには実力派の木野花が演じている。監督は「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」の御法川修が担当。

生半可な気持ちでは演じることはできない。

ーオファーを受けたときの心境は?

脚本だけを読むと悲しいことの連続なんですけど、原作のコミックエッセイの方が歌川さんの絵のタッチがすごく優しくてポップで、そこに本質がある気がしました。ただの悲しい物語ではなく、それを乗り越えていく話なんだと思いました。歌川さんが実際に歩んでこられた人生だからこそ生半可な気持ちでは演じることはできない。悲しい出来事を乗り越えていく力や人と人とが寄り添うことを色濃く表現することがタイジを演じる糸口なのかなと思いました。

太賀が演じたタイジのモデルは原作者の歌川たいじ。「歌川さんは手作りの差し入れを持ってきていただくなど献身的に現場を支えてくれていました」
KADOKAWA

ー太賀さんから見て、原作者の歌川たいじさんはどんな人ですか?

普段はお喋りで可愛らしい部分がたくさんあって、だからこそ「こんな過去があったなんて」という印象です。歌川さんが本来持っている明るさやユーモアは、悲しいことを乗り越えていくためには大切な力でもあるし、この物語にとっても重要なパワーでした。

ー歌川たいじさんという実際のモデルがいる役を演じるために何か準備をしたことはありますか?

各シーン、歌川さんがどう思ったのか、何を感じたのかを自分なりに掘り下げていく作業が中心でした。自分なりに想像して考えないと歌川さんが経験したことを体現できないなと思ったので、想像力との勝負でしたね。歌川さんも現場にいて見守ってくださっていたので、責任を感じながらタイジを演じました。

映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」劇中カット
(C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会

ー演じる上で心がけたことはありますか?

撮影前にはキャラクターの根底にあるものを自分で考えて作っていくんですけど、現場に入ると目の前にいる役者さんとのやりとりがあったり監督の演出だったりで、自分が描いていた「輪っか」みたいなものをいろんなところから引っ張ってもらいました。それがいびつな形になっているのが理想で、そのいびつさが役として自然な形になるポイントなのかなと思います。

ー母・光子を演じた吉田羊さんとの共演を振り返ってみていかがですか?

役柄上、どう寄り添っていけばいいのかわからなかったんですけど、羊さんがいないときでも羊さんのことばかり考えてしまうんです。お互い必要以上のコミュニケーションは取らなかったんですけど、とても濃密な時間でした。羊さんが演じる光子に対しては「なんでわかってくれないんだ!」って膨れ上がる思いを大事にしながら、そのテンションを維持してラストまで演じきることを意識しました」

映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」劇中カット
(C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会

ー婆ちゃん役の木野花さんとの共演はいかがでしたか?

本番が始まると僕が台本を読んで想像していたよりも遥かに優しくてあったかい婆ちゃんがそこにいて。その瞬間はずっとタイジにさせてくれて、木野さんにはとても引っ張ってもらいました。

ータイジが母親と向き合うきっかけを作る友人の1人・キミツを森崎ウィンさんが演じています。太賀さんと森崎さんは事務所が同じで互いに切磋琢磨しながら成長されてきたと伺いました。

過去に同じ演技レッスンを受けていました。僕は役者で頑張ってきて、ウィンはPrizmaXというグループに加入してアーティスト活動にも挑戦して、10年以上知っている仲なので、まさかこのタイミングで共演できるとは思ってもみなかったです。キミツという難しい役を誰が演じるのかなと思っていたらウィンに決まったって聞いて、彼なら絶対にできるって思ったんです。彼の持っている底抜けの明るさ、人のことをよく見ている真面目な部分の二面性がキミツと共通しているのでぴったりだと思いました。

映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」劇中カット
(C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会

ー共演のシーンでは演技について何か相談などはしてたんですか?

歌とダンスのシーンがあるんですが、ウィンが手取り足とり教えてくれました。撮影の合間もダンスの練習に付き合ってくれたりとか、ものすごく支えてくれて感謝しています。

ータイジにとってキミツをはじめる友人たちが「家族」のような存在になっていきますが、太賀さんにとって友人とはどんな存在ですか?

撮影が続いたり仕事をしていると自分なりの浮き沈みがあって、どこを目指しているのかわからなくなるときがあって。そんなときに友達に会うと自分の現在地を知ることができるんです。友達は僕のことを見ててくれるし、存在をちゃんと認識してくれる。ホッとできる場所なのかもしれません。

共演者それぞれへの思いを明かしてくれた太賀
KADOKAWA

ー本作では友人たちがタイジにとっての「支え」になっていきますが、太賀さんにとっての「支え」とは何ですか?

自分の仕事を通じて、やっぱり周りの人には喜んでもらたい。自分を観てくれて喜んでもらえることが僕にとって支えであり、モチベーションに繋がっていると思います。あとは、現場で作品を一緒に作ってくれている全ての人たちも支えになっていますね。(関西ウォーカー・山根翼)

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