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大丈夫なの…? 洗剤の成分・界面活性剤が化粧水にも入っているワケ|ちょこっと美容マメ知識 #32

  • 2018.11.18
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美容・健康に関する資格を8個保有するライター&コラムニストharakoが、日々の生活で気軽に取り入れることができる美容情報をご紹介する連載です。第32回目は、スキンケアについて。スキンケアアドバイザーの視点から、一見よさそうだけど実は肌によくないものと、有害そうに思えて実は化粧品に欠かせない成分をお話しします。

直接、肌につけないほうが良いものって……?

【ちょこっと美容マメ知識】vol. 32

Q.お肌のご相談
「私はこだわりがけっこうあるタイプで、なるべく余分な添加物が入っていない化粧水やクリームを使いたいと思っています。なので、健康にも良いフルーツや野菜を使って、新鮮なパックや化粧水を手作りしています。これは、肌にとって良いことでしょうか?」(29歳・教育関連)

実は、私も自分で化粧水を作っていた時期があります。独学ですが、自分が知っている成分しか肌につけたくない!! と頑なにこだわっていました。肌に直接つけるものにこだわりがあるのは素敵なことだと思いますが、肌に直接つけるのは注意したほうが良いことを3つご紹介します。

注意1. 直接、野菜や果物を肌につける

まずひとつめに気をつけたほうが良いのは、野菜や果物を肌につけることです。

野菜や果物は、ビタミン豊富で美容にも最適ですが、レモンやベルガモット、グレープフルーツの精油に含まれている “ベルガプテン” やキュウリなどに含まれる “ソラレン” を、お肌に塗ったまま日差しを浴びると肌トラブルを起こす可能性があります。

「光毒性(こうどくせい)」とも言いますが、香りづけのためにアロマオイルの精油を使ったり、キュウリやレモンの輪切りを直接顔に乗せてパックしたりするのは控えたほうがベターです。

Pointちょこっと美容マメ知識
お肌に塗るのではなく、食べよう!

注意2. シンプルすぎる成分は逆効果!?

相談者さんの手作り化粧水は、必要最低限の成分しか入っていない反面、デメリットもあるのではないでしょうか。「防腐剤」や「界面活性剤」など、化粧品の品質を守る成分が極端に入っていないのは考えものです。

「防腐剤」や「界面活性剤」は、名前がひとり歩きしてあまりよくないイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実は化粧品になくてはならないものです。

過去に私自身、レモンやキュウリの輪切りを精製水とエタノールが入った容器に浸しただけのシンプルな化粧水を作ったことがありました。当時は、知識がなかったこともあり「自然のものだけが入っている」「これぞ、本物の無添加!」と思っていましたが、果たしてお肌に安全でしょうか?冷蔵庫で保管していたとしても、人には体温があるので顔に直接塗れば腐敗することが考えられますよね。

「防腐剤」は、製品を開封した後も雑菌が繁殖しないように守るため、「界面活性剤」は、本来なら混ざりにくい水と油を混ぜてくれる存在です。化粧品に必要な成分を無くしてしまうのは、注意してくださいね。

Pointちょこっと美容マメ知識
食品と同じレベルは腐る証拠!

注意3. 保存容器の雑菌は大丈夫?

最後は、手作り化粧水やクリームを作った時の容器についてです。

市販で売られている化粧品は、とても厳しい製品基準をクリアしたものばかり。容器に関しても、ポンプ式やチューブ式などしっかり密閉できるように工夫されています。

それでも使用する中で、空気中の雑菌が少しずつ入ってしまったり容器の蓋周りについた汚れが蓄積したりする可能性があるので、市販の化粧品には開封後1年以内に使い切るというルールがあります。

手作りで化粧品を作る場合は、自分で用意した簡易容器に保管することが予想できますが、正しく密閉できるのか? 雑菌は繁殖しないようになっているのか? など容器のことも意識してみてくださいね。

Pointちょこっと美容マメ知識
成分にこだわるのも大事だけど、容器も大事。

お肌にまつわる成分のお話、いかがでしたか。シンプルなものほどお肌にいいと思いきや意外と危うく、また、市販の化粧水はやはりお肌を第一に考えられていることがおわかりいただけたかと思います。そのなかから、ご自分にあったスキンケアアイテムを見つけてくださいね。

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