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苦手な野菜もパクパク進む!「青菜たっぷりオープンオムレツ」【今日の時短ごはん Vol.91】

  • 2018.11.14
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。
これから青菜の旬がやってきます。寒さが深まると、青菜の味がのって甘くなります。

大人はゆでた青菜もおいしくいただけますが、子どもは青菜の苦味はあまり好きではありませんね。今回はたっぷりの青菜が食べやすく、一品完結ボリュームおかずとして楽しめる「青菜たっぷりオープンオムレツ」をご紹介します。



子どもは卵焼きが大好き!ですが、だし巻き卵は丸いフライパンだと形が定まらず、くるくる巻く作業もなかな難しいですよね。オムレツも難しさは同じ。今回ご紹介する「青菜たっぷりオープンオムレツ」は、卵を溶いたらフライパンに流して焼くだけ。上下を一回ひっくり返すだけなので手軽に作れます。

今回は、卵料理を作る時に覚えておきたい10のコツをご紹介します。


【 卵料理を作る時に覚えておきたい10のコツ 】
1. 卵を割るときは、ボウルの縁で割らない(ボウルに卵のカラが入るのを防ぎます)
2. 水や調味液を加える(水分を加えるとふわふわに仕上がります)
3. 卵をとくときは、白身を先にとく(泡立てずに白身を切るようにときます)
4. 混ぜすぎない(ボウルの底に菜箸をつけ、泡立てずに揺り動かします
5. なるべく小さいフライパンを使う(今回はスキレットを使っています)
6. フライパンをよく温める(温まらないうちに流し入れるとくっついてしまいます)
7. 気持ち油を多めに入れる(ひっくり返すときにくっつきにくくなります)
8. 強めの火で焼く(卵料理は強火で焼くとふわふわに仕上がります)
9. 焼き過ぎない(焼きすぎると固くなります)
10. ゴムベラで裏返す(フライ返しでもいいですが、しなりのあるゴムベラがおすすめ)

オープンオムレツなのでだし巻き卵よりはひっくり返すのも楽チンですが、10のコツを守ると、フワフワで形の良いオープンオムレツに仕上がりますよ!

青菜たっぷりオープンオムレツ」にご飯と味噌汁があればそれだけで栄養満点の食卓のでき上がり!さっそく作ってみましょう。

■青菜たっぷりオープンオムレツ

調理時間 10分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹


<材料>作りやすい分量
卵 3個
お好みの茹で青菜 50g
本みりん 大さじ1
薄口しょうゆ 大さじ1
水 50cc
オリーブオイル 適量


<作り方>
1、本みりん、薄口しょうゆ、水を入れてからボウルに卵を割り入れ、白身を切るようにほぐしてから黄身を揺り動かす。

2、青菜を加えて泡立てないように混ぜる。

3、フライパンを中火に熱してオリーブオイルを入れ、2を加えて少し菜箸で混ぜる。

4、固まってきたらゴムベラでひっくり返し、裏面も焼けたら器によそう。



お好みで、ケチャップなどを添えて召し上がれ! 今回は子どもが苦手な青菜No.1に入りそうな春菊を使いましたが、我が家の娘もパクパク食べていました。小松菜ほうれん草水菜など、どんな青菜でも同じように作れます。

ふんわりと仕上がる、青菜入りのオープンオムレツ。完全栄養食品とも言われる卵を使い、青菜をたっぷり入れているから、ご飯とおみそ汁があればもう完璧な献立。パンとスープにもよく合いますよ。


■「青菜たっぷりオープンオムレツ」のアレンジ例


●アレンジ例



小さめのフライパンだとフワフワに仕上がる「青菜たっぷりオープンオムレツ」。たこ焼き器でさらに小さく仕上げると、外はカリカリ、中はふんわりの食感を楽しめますよ。見た目もかわいらしく、子どもも喜ぶことと思います。



ちょっとした卵焼きのコツを取り入れて、ふんわりカリッと仕上げて、おいしく召し上がれ!

(越野 美樹)

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