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最上川を舟下り。自然に包まれた最上峡で癒しの時間を

  • 2018.11.13
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「最上峡」は山形の母なる川・最上川の中流にある峡谷。 松尾芭蕉の名句「五月雨を 集めて早し 最上川」が生まれた地でもあります。この最上峡は舟下りで有名な峡谷で、最上川の穏やかな流れに身を任せながら四季の風景が楽しめます。 さぁ、秋の最上川を優雅に下る旅を始めましょう。

最上川を舟下り。自然に包まれた最上峡で癒しの時間を
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乗船場にはお土産屋さんやお食事処も

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降船場は場所が異なるので、「戸沢藩船番所」へ戻る時は路線バスを使用して

陸羽西線・古口駅より徒歩7分。最上川の舟下りができる「最上峡芭蕉ライン」の乗船場は「戸沢藩船番所」にあります。乗船受付だけでなく、お土産屋さんやお食事処、そば打ち体験が出来る施設があるので乗船時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。

乗船前に舟中弁当を受け取って

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最上川おしん弁当(1,600円)※お茶付き

舟旅を楽しみながらいただきたい「舟中弁当」は3日前までの予約制。山形産の食材を多く使用した、こだわりのメニューです。
雄大な自然を感じながら舟の上で食べるお弁当はより一層美味しく感じられるはず。

約1時間の舟旅スタート

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ことりっぷ

出発地点の「古口港」から降船場の「草薙港」までは12km、所要時間は約1時間。
川の流れは穏やかで、大きく揺れることはほとんどありません。

四季の風景に囲まれた癒しの時間

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ことりっぷ

舟下りのコースである最上峡は、「奥の細道」の松尾芭蕉ゆかりの地として知られ、山形県立自然公園に指定されています。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめるので、1年中いつ来ても大丈夫。今はまさに紅葉が見頃です。

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これから迎える冬の時期には「こたつ船」が登場。ぬくぬく温まりながら、雪景色が楽しめます。

船頭さんの心地よい歌声が響き渡る

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ことりっぷ

雄大な自然の中を下るだけでなく、注目したいのは船頭さん。山形弁の軽快なトークに加え、この地域で古くから伝わる“舟歌”を歌ってくれます。「おしんの子守歌」や「山形音頭」など、そのバリエーションはとても豊富。英語バージョンで歌う「最上川舟歌」にはくすっと笑ってしまう瞬間もありますよ。

松尾芭蕉も詠んだ「白糸の滝」がお目見え

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ことりっぷ

降船場近くまで来ると、舟下り最大の見どころ「白糸の滝」が見えてきます。最上四十八滝の中でも最大の落差120mにもおよぶ水が白糸のようであるところから名付けられたのだそう。
シャッターチャンスは僅かなので、カメラの準備は忘れずに。

幻想的な巨木の群林「幻想の森」にも立ち寄ってみて

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ことりっぷ

「草薙港」についたら帰路に付く前に、近くにある「幻想の森」に立ち寄って更に自然を感じるのがおすすめ。神秘的な雰囲気が漂う巨木の群林は、散策路が整備されており1周20分ほどで歩けます。

最上峡と幻想の森を訪ねる癒しの旅に出かけてみませんか?

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