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ユニクロとアンバサダー契約の平野歩夢 「『ユニクロ』は必要不可欠な存在」

  • 2018.11.13
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ユニクロ(UNIQLO)は13日、グローバルブランドアンバサダー契約を結んだプロスノーボーダーの平野歩夢・選手との記者会見を東京・有明の本社ユニクロ シティ トウキョウ(UNIQLO CITY TOKYO)で開いた。この日の平野選手はスノーボードウエアから「ユニクロ」のテーラードジャケットに着替え、「ユニクロ」が平野選手のために開発した専用ウエアとともに姿を見せた。「ポパイ(POPEYE)」前編集長で、5月にファーストリテイリングに加わった木下孝浩・執行役員も登壇した。

「ユニクロ」のダウンジャケットを競技の合間に着用しているという平野選手にとって、「(『ユニクロ』は)いつも必要不可欠な存在」で、新ウエアの開発にあたっては「自分が使うものだから、細かいこだわりを楽しみながら提案させてもらった」。アンバサダー就任に際し、「自分のために作ってもらったウエアをスノーボードのライディングに生かす。そして、今まで以上に大きなチャレンジをしていきたい」と意気込みを語った。

お披露目された平野選手の専用ウエアは、シェルに撥水・防風素材のブロックテックを使用し、ライニングには「とにかく軽く」という平野選手の要望を汲みウルトラライトダウンを使うことで、一般的なスノーボードウエアと比べて30%の軽量化に成功した。カラーバリエーションは平野選手が好むアースカラーや雪山をイメージした寒色を用意する。12月にアメリカのコロラド州で開催されるデューツアー(DEW TOUR)が、この専用ウエアをまとっての初戦となる。

木下執行役員は記者会見で、平野選手とのグローバルブランドアンバサダー契約について「幼少期から自分の好きなスタイルを確立していたというファッションへの豊かな感性」に注目し、「誰も取り組んでいないことに挑戦する姿勢や、大きなケガにも負けないストイックな姿勢を、“ライフウエア”の普及に取り組む『ユニクロ』の姿勢に生かすため」と説明。「ユニクロ」が今後、スノーボードウエアの商品化に取り組むかについては未定とした。

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