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アーモンドの本場カリフォルニアで活躍するシェフが教えるおいしいアーモンドミルクの作り方

  • 2018.11.13
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アーモンドミルクを作っている様子

農家で生まれ育ったシェフが心がけていることとは?

シェフ

今回話を聞いたのはカリフォルニアでシェフとして働きながら、レストランの経営も行うブラッドレイ・オグデンさん。
アメリカの中西部に位置するミシガン州の出身で、農家の家に生まれ、小さいころからおいしくて安全な食物に囲まれて育ったといいます。そこから現在のシェフのスタイルである「オーガニックでかつ自然派」という考えが生まれたのだそう。

ニューヨークの調理学校を1977年に卒業したのち、18個のレストランを運営、メジャーな著名人とのコラボも果たし、さらに2冊の料理本を出すなど、アクティブに活動されています。それだけでなくカリフォルニアに出店したお店は「ベストレストラン賞」を受賞! 華々しい経歴の持ち主でもあります。

現在、カリフォルニア州のロディにある「Wine & Roses」というホテルでシェフとして働くブラッドレイさんは、毎日アーモンドミルクを手作りしているのだそう。

「オーガニックかつ中西部のスタイルをミックスさせたスタイル」で作られるアーモンドミルクとはどのようなものなのでしょう?

さっそくその作り方をチェック!

 

本格的なアーモンドミルクを作ってみよう!

■材料(8杯分)■
生のアーモンド:2カップ
はちみつ:1/4カップ
種なしデーツ:6個
バニラエッセンス:大さじ1

■作り方■
(1) アーモンドは冷水にひと晩浸しておく。冷水が無い場合は、常温の水にアーモンドを入れ、冷蔵庫で冷やせばOK。目安時間は8時間。水はろ過したものを使うとベストです。
(2)一度(1)の水を捨て、アーモンドを水で洗います。

アーモンドミルクを作る工程1

(3)水7カップと、水気を切ったアーモンド、はちみつ、デーツ、バニラエッセンスをミキサーにかけ、しっかりとかくはんします。

アーモンドミルクを作る工程2

(4)水で洗ったさらしを使い、(3)をろ過していきます。絞りカスをすりつぶしなから、時間をかけてしっかりとろ過させましょう。これを2回繰り返したら、完成です。

「今回作った8杯分のアーモンドミルクには何粒のアーモンドが入っていると思いますか? 正解は70個! アーモンドミルクを作る工程で生まれた絞りカスにも栄養が残っていますので、スコーンやクラッカー作りの際に活用することをおすすめします。デーツは、個人的に栄養分や触感、甘さが気に入って使っているのですが、もし手に入らない場合は、ドライフルーツであればなんでもOKです。いちじくやレーズンもいいかもしれませんね」(ブラッドレイさん)

完成したアーモンドミルクをグラスに注ぐシェフ

できたてのアーモンドミルクをいただいたのですが、ほどよい甘さとコクがあり、とってもおいしかったです。日本で販売されているパックに入ったアーモンドミルクよりも、濃厚な味わいに感じました。みなさんも、ぜひ、本格的でおいしいアーモンドミルクを手作りしてみてはいかがでしょう?

写真/鍋島明子 取材・文/FYTTE編集部

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