ステーキの上にある“アレ”はスーパーフードだった!? クレソンの意外な栄養素とレシピ

■クレソンの知られざる栄養価

10月13日放送の「満天☆青空レストラン」（日本テレビ系）では、「浜名湖クレソン」についてピックアップ。俳優の中村倫也さんと宮川大輔さんが、クレソンの豆知識を追及していきました。

クレソンは一見地味な野菜のように思えますが、「アメリカ疾病予防管理センター（CDC）」の調査によると「栄養密度スコア」は野菜と果実の中でダントツの１位。「ミネラル」や「タンパク質」「食物繊維」「マグネシウム」などの栄養素をたっぷり含んでいます。

ヨーロッパが原産で、アブラナ科の水生植物であるクレソン。通常は水の上に浮かべて育てますが、「浜名湖クレソン」は土を敷いて田んぼのような畑で栽培しています。土の中にはカリウムの肥料として「牡蠣殻」をプラス。栽培環境と「牡蠣殻」のおかげで、“力強い辛み”が誕生しました。

クレソンの栄養素の多さには、視聴者からも驚きの声が続出。「色見づけとかアクセントとして使われる野菜かと思っていました！」「食べものっぽくないからいつも残していた自分が恥ずかしい」「スーパーフードすぎて驚きが隠せない」など、多くの反響が上がっています。

■加熱してもおいしい！

栄養素が豊富なクレソンですが、家庭で活用する時はアレンジ方法に困ってしまうことも…。そこでここからは、さらにクレソンをおいしく頂けるレシピを紹介していきましょう。

クレソン農家の人が教えてくれたのは、「クレソンスープ」の作り方。最初に鶏がらスープに醤油、塩を加えて水溶き片栗粉でとろみをつけます。とろっとしたテイストに変化したら溶き卵を投入。くるくると軽く溶き卵をなじませたあとに、クレソンをどばっと投下しましょう。仕上げに香りづけのごま油を加えたら完成。宮川さんからは「ああうまい！」と大絶賛のコメントが飛び出します。

続いて教えてくれたのは、「塩昆布とクレソンのサラダ」。作り方はいたって簡単で、ざっくり切ったクレソンと塩昆布、カッテージチーズをさっと混ぜ合わせるだけです。実際に試食した中村さんは、「これすごくいい」「子どもで野菜嫌いな子もすぐ食べられます」と舌鼓を打っていました。

生でも火を通してもおいしく食べられるクレソン。さまざまな栄養素をとることができるので、これを機に食卓に取り入れてみてもよさそうですね。

文／プリマ・ドンナ