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彼への依存、愛情の温度差…恋愛先進国ではピンチをどう乗り越えている?【中編】

  • 2015.3.7
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前編

では、二人にふりかかったピンチをかわすためのイタリア流「危機回避のコツ」をご紹介しました。【中編】でも、さらに詳しくポイントをお伝えしていきます。

■3.執着回避方法:回数を決めて連絡を取る

クールビューティで隠れファンが多い、とある女友だち。今までに充実した恋愛をしてきたのだろうな…と思わせる雰囲気に満ちているのですが、失恋のショックでひと月で体重が10キロ以上落ち、栄養失調で入院したことがあるとか。

「入院中『彼からの連絡が1分でも遅れると、不安でしょうがなかった。私は携帯(彼のものも含む)ばかりいじってた』って心から反省したわ」と話してくれた彼女。心の傷が治り、新しい彼ができたときは「携帯はなるべく見ない。彼と連絡をするのは一日○回以内」「習慣化できるスポーツを始めること」をマイルールにしたそう。結果、新しい彼ともいい信頼関係を築くことができ、ダイエットにも成功した彼女の今の姿は、自信としなやかな女性らしさにあふれていました。

今や携帯はコミュニケーションにかかせないツールですが、「メールの返事or電話が来ないから不安」「LINEでお互いログインしているのに、話しかけてくれない」など、いつのまにか相手に執着してしまう原因になることも。

他愛ないメールのやりとりや、たいした内容でもないだらだらした電話によろこんでつきあってくれるほど、男性のキャパシティは大きくありません。今までの連絡の習慣は一度やめ、一日の回数や時間を決めて、連絡を取ることを心がけてみてください。

ただし、連絡をするときは「話せてうれしい」気持ちを、相手によく伝えるのがコツです。気持ちが入っていないまま連絡の回数だけ減ってしまうと、「浮気しているのかな?」と彼にいらない心配をさせてしまいます。つかず離れずの距離感を保つことで、彼に居心地のよさを提供しましょう。「もっと会いたいな」「離したくないな」と、彼のハートに大きな火をつけることができれば、二人の関係がさらによくなる効果を期待できます。

■4.温度差回避方法:とことん喜ばせてみる

「あの子は高嶺の花だから、あんたには無理」と周囲にいわれ続けても、3年近くアプローチを続けて片思いを実らせた男性の話を、知人から聞いたことがあります。魔法でも使ったんじゃないかとさんざんからかわれたようなのですが、彼のとった方法は「1日1回は彼女を喜ばせる」だけの、いたってシンプルなものでした。おつき合いが始まってからもそれは続いていて、今は結婚を間近にひかえているそう。

つきあい始めのころのハイテンションは、いつまでも続かないものです。時間が経つと、パートナーの気持ちに波を感じたり「最近、彼の態度がちょっと変わってきた」と、温度差を感じるシチュエーションがでてくる場合があります。そこであえて、損得抜きの「ご奉仕期間」を設けてみてください。

自分ができる範囲でかまいません。相手が喜んでくれることを思いつくまま実行し、「よくしてくれて、うれしい」と彼に感じてもらえるかをみてみましょう。ほとんどの場合、人は受けた好意に報いたくなるものです。「もっとこの女性を大事にしよう」と彼のテンションを少しでもあげることができれば、愛情の温度差をなくしていくのもそう難しくありません。

逆に、一定の期間実行してみても彼の態度がまったく変わらなければ、彼にとってあなたは「あまり重要ではない人」に立場がスライドしている可能性あり。すがりついてしまわないように気をつけましょう。

(金丸 標)

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