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レトロビルで味わう自家焙煎コーヒーで、贅沢なひとり時間を。名古屋「喫茶クロカワ」

  • 2018.11.10
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名古屋・鶴舞にある「喫茶クロカワ」は自家焙煎コーヒーの専門店で、どこか懐かしい雰囲気のする落ち着いた空間。そんな喫茶クロカワで、こだわりのコーヒーを飲みながら、自分のための豊かな時間を過ごしてみませんか。

レトロビルで味わう自家焙煎コーヒーで、贅沢なひとり時間を。名古屋「喫茶クロカワ」
レトロビルで味わう自家焙煎コーヒーで、贅沢なひとり時間を。名古屋「喫茶クロカワ」

レトロビルをリノベーションしたこだわりの空間

レトロビルで味わう自家焙煎コーヒーで、贅沢なひとり時間を。名古屋「喫茶クロカワ」
屋根を覆う蔦と、通りに面した大きな窓に思わず足を止める

JR・地下鉄鶴舞駅から徒歩10分程度の場所にある喫茶クロカワ。住宅街に突然現れる、蔦に覆われたレトロな外観が特徴です。
鶴舞地区は、戦前(1900年代)に建てられた近代建築が多く残るエリア。喫茶クロカワが入る建物も、設計は1960年と古く、かつては車のパーツを扱う海外の商社だったそう。いまもお店の外観に残る看板に歴史を感じます。

レトロビルで味わう自家焙煎コーヒーで、贅沢なひとり時間を。名古屋「喫茶クロカワ」
店内は落ち着いた照明で、静かな音楽が流れます

そんなレトロビルをリノベーションした店内は、マスター黒川さんのこだわりが詰まっています。壁や天井は当時の雰囲気を残しながら、手作り感と温かみのある空間。カウンターやテーブルには、小学校の机や図工室の椅子などの廃材を利用しています。誰もが「使ったことある!」と懐かしさを感じるはず。

カウンターでコーヒーを淹れてくれるマスターの黒川さんは、実は元システムエンジニア。会社員として働きながら、喫茶を開くことを目標にコツコツと準備をしてきたそう。焙煎工房に通い独学でコーヒーを学び、いまの喫茶クロカワのスタイルが出来上がりました。

自家焙煎コーヒーと丁寧なつくりのお菓子たち

レトロビルで味わう自家焙煎コーヒーで、贅沢なひとり時間を。名古屋「喫茶クロカワ」
「ハンドドリップコーヒー/ホット」(450円〜)

喫茶クロカワ自慢のコーヒーは自家焙煎。豆のもつフルーティーさを引き出す中煎りや甘さを引き出す深煎りが特徴です。ボリビア、マンデリン、パナマなど常に6~8種類の豆を楽むことができ、年に何度か豆の種類が変わるそう。その時のおすすめを黒川さんに聞いてみるのもいいですね。

レトロビルで味わう自家焙煎コーヒーで、贅沢なひとり時間を。名古屋「喫茶クロカワ」
店で取り扱う豆が並びます

店内ではコーヒー豆の販売もしています。100gと200gの小袋が用意されているので、自分用としても友人や家族へのおみやげとしてもぴったりです。

レトロビルで味わう自家焙煎コーヒーで、贅沢なひとり時間を。名古屋「喫茶クロカワ」
クレーム・ブリュレはしっかりした甘さが深煎りのコーヒーにぴったり

コーヒーのお供には、自家製の「クレーム・ブリュレ」(250円)や「テリーヌ・ショコラ」(300円)を。クレーム・ブリュレは、バニラビーンズを効かせたなめらか生地に、注文が入ってからカラメルを焼き付けます。「できる限り自然のもの使いたい」という思いで素材を厳選し、丁寧につくられたスイーツは、見た目も素朴でかわいいです。

レトロビルで味わう自家焙煎コーヒーで、贅沢なひとり時間を。名古屋「喫茶クロカワ」
「珈琲ミルクカキ氷」(700円)
レトロビルで味わう自家焙煎コーヒーで、贅沢なひとり時間を。名古屋「喫茶クロカワ」
コーヒーシロップをたっぷりと

夏には自家製のコーヒーシロップを使用した「珈琲ミルクカキ氷」が定番。三重県の天然氷を使用しふんわりした氷の上に、ブラジル豆を濃く水出しして作った苦みの強いコーヒーシロップと、練乳シロップがたっぷりかかっています。
かき氷は、毎年6〜9月末限定です。

店内にただよう珈琲の香りに、ほっと落ち着く喫茶クロカワで、ゆったりとしたカフェタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?

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