周囲の人に祝福される社内恋愛のやり方とは？

社内恋愛って、周囲の人に応援＆祝福してもらえないと、わりと簡単に破たんします。

社内にバレて、ふたりとも左遷された、というだけなら、まだかわいらしいほう。

周囲の人からの嫉妬が、ふたりの愛を決定的にダメにしてしまうのです。それだけ、人々の嫉妬心は強烈。

さて、今回は、周囲の人に祝福される社内恋愛の仕方についてお届けしたいと思います。

まずは一所懸命仕事をすること。

「この子なら、社内で彼氏をつくっても仕方ないだろう」社内の人にこう思われれば、その社内恋愛はそれなりにうまくいきます。

「この子があいつと付き合うのだけは絶対に許せない」「あいつ、仕事もしないで社内に彼氏をつくったの？もう会社を辞めちゃえばいいのに」なんて思われるともうアウト。

頑張っている人に対して、人々は「この子が社内で彼氏をつくるのには、それなりの理由があるだろう」と、勝手に好意的に考えてくれるからです。

たとえば仕事中に、社内の彼氏と熱い視線を送りあうから、周囲の人たちは「場をわきまえて！」と思います。

仕事は仕事、プライベートはプライベート、というオトナな態度がないとね。

たとえば他の支店に彼氏がいるとして、その支店に誰かが出張しなくてはならない用事が生まれた。

こういう時、社内の女友達を味方につけておいたら「彼氏に会えるチャンスだから、行ってくれば？」と、背中を押してくれることってありますよね。

もし女友達が味方でなければ――あの子だけには出張に行ってもらいたくない。だって、彼氏に会いに行くのが目的でしょ？と思われるから。

男は、極端にいえば、仕事ができる人であれば、社内恋愛し放題。

なぜなら「あれだけ仕事ができるなら、女性が寄ってきて当然だし、やるべきことは十分やっているから」と、周囲の人が思うから。

女性もきっと同じはず。十分仕事ができていれば「この人とあの彼が付き合うのは当然だろう」と周囲の人が思ってくれます。

いかがでしょうか。

おそらく大学でも会社でも同じ。やるべきことをきちんとやった上で恋愛しているかどうか、周囲の人は見ています。

こういうのって、ホントに日本的。欧米人のように、他人のことなんか放っておくといいんですよ。

他人が恋愛しているからって自分が気持ちよくなるわけではないし、他人が誰と恋愛していようと、自分には関係ないのだから。

（ひとみしょう／作家）

（愛カツ編集部）