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硬派な傘でいつでも淑女に。ロンドンの新鋭ブランド『LOCKWOOD』のアンブレラ

  • 2018.11.5
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長傘¥29,000/LOCKWOOD(グラストンベリーショールーム)


素敵な紳士傘を見つけると、不思議とイギリス製だったりしませんか? それは、雨の多いロンドンの気候と、「英国紳士」が素敵なモノを持つことを大切にしてきた歴史があるから。老舗と呼ばれる傘専門店も、今もなお愛されています。

 

そんな中、2014年に突如として現れたのが、『LOCKWOOS(ロックウッド)』というアンブレラブランド。新鋭ながら、そのデザインはとてもクラシカル。それもそのはず、ブランドをスタートさせたのは、1830年創業の老舗傘店で修行を重ねた2人。すべてハンドメイドで作られるので、同じデザインでもまったく同じものにはなりません。つまり、世界にひとつの傘が自分のものになるのです。また、昔ながらの技術で作られる傘は、繊細さと気品が漂っているのに、とってもタフというギャップがまたいい。ケアをしながら使うことで、ずっと愛することができる逸品なのです。

 

古典的なデザインを、美しく持つ。
長傘¥29,000/LOCKWOOD(グラストンベリーショールーム)


こちらは、英国の伝統的なデザインで作られた長傘。とにかくスリムなラインがとてもエレガント。紳士傘ではありますが、女性が持ってもサマになります。

この傘を持つと、何度も驚くことに。最初は、閉じたときの凜とした佇まい。次にハンドルを手にしたときのしっかりと手に馴染む感覚、傘を広げるときのなめらかさ、広げた後のシルエット。使うたびに、いいモノを持つ楽しみを感じられるのです。

 

耐久性のある8本の骨と、しっかりと水を弾いてくれる軽量の生地、個性的な留め具や上質なバンブーで作られたハンドルと、その素材にはこだわりがたっぷりと詰まっていて、ものづくりへのプライドをひしひしと感じられます。

 

折りたたみ傘にも、英国紳士の気品を。
折りたたみ傘¥19,000/LOCKWOOD(グラストンベリーショールーム)


荷物は少ない方がいいという人には、折りたたみ傘をどうぞ。プッシュボタンでさっと開けるので、突然の雨にも慌てる心配はなし。閉じる時は手動ですが、スムーズに閉じれます。長傘同様のバンブー素材のハンドルは、握ったときの感触もなめらかで、太さもちょうどよく長時間持っても疲れません。専用の袋があるので、持ち運びも安心です。もちろんタフさは共通しているので、どこか心もとないイメージだった折りたたみ傘の印象がガラリと変わるはず。

 

バッグやアクセサリーと同じように、時代を超えて愛したいと思える傘を、『LOCKWOOD』で探してみて。

 

グラストンベリーショールーム

03-6231-0213

 

photograph:kimyongduck

styling:Mari Nagasaka

text:Kisae Nomura

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