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まるで体内でどんどん巨大化する鉄球…! 強烈な恥骨痛に泣いた自然分娩【ゆるっとはなまる育児 第1話】

  • 2018.10.30
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こんにちは、2歳の男の子を育児中のはな@まるママです!

今回は出産時の“痛み”をテーマに、私自身の出産時の経験を思い出しつつレポートしてみたいと思います。

■陣痛ってどんなもの?

人生で初めての出産、自然分娩になりそうだけど…陣痛ってどんなものなの?…ということで、そのころすでに出産を経験していた友人に聞いてみると…



ふむふむ…? ちなみに、私の実母にも聞いてみたところ…



…このときは思わず笑ってしまいましたが(笑)

しかし、やはり人から聞いても“痛み”ってあまり想像できない…というのがこのころの私の素直な感想でした。



陣痛は何かすごそうだけども正直よくわからない、それよりも会陰切開の方が痛そう…なんて思っていました。

病院によるのか、会陰切開のときに麻酔をしないなんて話を聞いていたもので…

単純に、未知すぎる陣痛よりも、“切る“という痛みの方が自分にとって想像しやすかっただけなんですよね。

それ以前に妊娠後期に入ってから恥骨痛がかなり強くて参っていたので、目下の恥骨痛の心配をしていたわけです。(余談ですが、このとき恥骨痛から私を助けてくれていた骨盤ベルトを神様のように感じていました…)

…と、結局大した覚悟もないままに時は経ち、いざ陣痛が来て出産が始まり、私がどんな感じになったかと言いますと…





…と、こんな感じでした。(泣き叫びつつ、骨盤が割れる! 等とひたすら訴えるタイプの産婦でした。)

このときが本陣痛開始と言われたころで、子宮口3cm。その後9時間ほどいきみ逃しを続けて、子宮口10cmに。

それから更に4時間後に息子“まる”誕生!…となったわけですが…

本陣痛開始から出産までの13時間、こんな痛みに耐え続けるとは、改めて考えてみても凄まじい経験ですよね…!

私の場合、時間にするとそのくらいだったわけですが、これがどんな感じの痛みだったかというと…



最初の内は下腹部が痛くて重い生理痛のような感じだったのが、本陣痛が始まるころにはだんだんと強烈な恥骨部の痛みになっていきました。

そして最終的にはどの場所が痛いとかでもなく、とにかく骨盤周りも背骨も割れんばかりに痛かった…ような…(※終盤は眠さもあいまって意識も絶え絶えだったので記憶が曖昧です。)

これがスイカを鼻から出すという感覚なのかはやはり私にもよくわかりませんでした。

どちらかというと…重い鉄球が体の中でどんどん大きくなって、骨盤や背骨を割る勢いでメキメキと押してくる感じというのかでしょうか。

まさに赤ちゃんが産道を下がってくるために骨盤が開く痛みを強烈に感じていたのだと思います。

そして、産前に想像しては恐れていた会陰切開の方はというと…





被せるくらいの速さで頷きましたね…!(笑)

このつらすぎる陣痛の痛みから解放されたい、一刻も早く産みたい、ただその一心です。



…そう。会陰切開の痛みなんて、この時の私にとっては屁でもなかったようです。もはや切るとか切ったとか言われなければ、気づかなかっただろうとさえ思います。

そして…



ここまで、痛かった辛かったと、散々書いてきたわけですが…

生まれてくる直前まではとにかく痛くて、苦しくて、もう二度とこんな思いするのは御免だー!! と思っていたのに、

そんな猛烈な痛みや辛さがわが子を産み終えた瞬間にふわーっと消え去って、わが子を抱っこする時には全部きれいさっぱり忘れていたような…何とも不思議な体験となりました。

ちなみに…こうして出産を終えてみると、

母が言っていた『すごく大きなう◯こを出すような感じ』というのも、わかる気がする私なのでした。(笑)

(はな@まるママ)

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