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持御朱印帳を持って、美味しいものに出会う旅ー岡山

  • 2018.10.29
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岡山はまだ行ったことがない空港のある土地。予約が難しいレストランの予約が取れたので、旅行をすることにしました。ほとんど初めての地なので、行く前に、まず、一番初めにご挨拶をしたい一ノ宮をチェック。発見。「三備(備前、備中、備後)の一宮」と言われる「吉備津神社」が岡山市にありました。レストランがあるのは牛窓です。空港からレンタカーで移動するので、岡山に着いたら、まず、「吉備津神社」へ向かうことに決定。あとは、適当に、ということで、飛行機に乗って、出発です。

 

のどかな「岡山桃太郎空港」です。

 

やはり、これですね、桃太郎がターンテーブルに乗っています。

 

 

さて、「吉備津神社」に向けて出発です。空港からは30分弱。週末だったので、東京ほどではないものの、交通量も多めです。さて、神社につきました。

 

 

本殿に行くまでに、この階段よりもキツイ階段が上にありました。季節柄、七五三のお参りをしている家族連れも多く、なかなかの賑わいです。「吉備津神社」は、昔話・桃太郎のルーツとして知られる「温羅退治の伝説」で知られる神社です。「吉備津神社」の御祭神・大吉備津彦命は第7代孝霊天皇の息子で、吉備国で蛮行を繰り返した温羅一族を平定し、平和と秩序を築き、281才という長寿を全うしたということで、延命長寿の守護神として深い信仰を集めているといいます。

 

 

本殿は、室町幕府三代将軍の足利義満により現在の社殿が完成したという、珍しい屋根が二つ並んでいる様式で、この建築様式は「比翼入母屋造」と呼ばれています。また、全国でもこちらの神社だけの様式なので「吉備津造」とも呼ばれているということです。

 

さて、ここからすぐ近くに「吉備津彦神社」があります。吉備国が大化の改新後に備前、備中、備後に分割されて、その際、備前国一宮として造られたということです。こちらが、「吉備津彦神社」です。白桃をモチーフにしたお守りやおみくじがあり、桃太郎ゆかりの地ならではの趣を感じます。

 

 

そして、御朱印です。

 

「吉備津神社」の御朱印は、三備一宮とあり、力強く、鬼を征伐した桃太郎の強さを表しているみたいです。「吉備津彦神社」は、細身ながらも、菊の御紋と備前国一宮とあります。

 

一宮参拝までは、予定していたのですが、この先、宿泊地である牛窓へ行くには早すぎるので、急遽、国産ジーンズ発祥の地「児島」へ向かうことにしました。それぞれのお店の特徴など分からずにとりあえず向かったものの、ガイドブックも持っていなかったので完全なお上りさん状態。こんなにお店がある。。。。。

 

 

まず、駐車場そばの「桃太郎ジーンズ」に入ってみることにしました。メンズ色がちょっと強く感じたので、姉妹店と言われる「JAPAN BLUE JEANS」へ。甘味屋さんか和食屋さんのような雰囲気の入り口から中に入ると、にぎわっています。それもそのはず、この日はJEANS STREET あさイチのある日で、大幅プライスダウン実施中!ジーンズが5,000円引きですって。社会人なので、もう、ジーンズは買わないって決めて、最後にジーンズを買ったのが2012年。(覚えている理由は、サンフランシスコでハーフマラソンを走り、「もう、走らないな」という記念に買ったから)6年ぶりにジーンズを買いました!

 

 

(左上から、ストライプのデニム端切れ(1,000円)、グリーンのSkinny(5,000円)、Men'sのストレート(5,000円引き)、sweat shirt(定価)、Urvinのボーイズスリム(定価))

 

お店の方に伺うと、春の「ストリートあさイチ」の方が人出も多いということで、年に2回「あさイチ」があるそうです。今回はとてもラッキーに偶然その日にきたのですが、来年からは狙ってこようかな、と思いました。

 

さて、お昼の時間です。ノープランだったので、道中で見つけた「うどん」屋さんに入ろう、と思っていたら、回転寿司屋さんが目に入りました。「瀬戸内の地魚と季節の鮮魚 回転寿司 すし丸」。寄っていけ、と言っているような登りやサインに誘われて、お店に入ってみました。運転しているので、お茶にして、流れるお寿司をしばしチェック。そして、いつもの通り、ひかりものを中心に。

 

シメサバにひかりもの三昧、そして、”名物”揚げたてエビ天にぎり。新鮮なお魚というのは、魚独特の臭いが全く感じられず、プリプリで本当においしいです。東京にも進出してほしい!

 

 

さて、夜があるので、このくらいにして、牛窓へ向かいます。牛窓は、日本のエーゲ海と言われている港町で、瀬戸内海の絶景を楽しめる「牛窓オリーブ園」があります。オリーブ園は高台にあり、展望台から臨む景色はとても美しくて、来た甲斐があるな、としばし海を眺めていました。

 

 

さて、夜ご飯は、「acca」へ。東京・広尾で予約が取れないイタリアンとして有名だったaccaが、2014年、牛窓でレストランを再開しました。今回は、写真の掲載ができないので、旅行のメインイベントだったaccaでの夜ご飯の話は、これでおしまいです。本当に美味しくて、素晴らしいディナーでした。地方のガストロノミーは、そこに行かないとわかりません。わざわざそこに食べに行くというのは、なかなか時間もお金もかかることなので、そんなに頻繁にはできないですが、美味しいものを食べにいく旅を生活に取り入れると、リフレッシュにもなるし、心もカラダも幸せな気分になれるのでこれからも続けていきたいな、と思います。レストランを探す、出会う、そんな楽しみもあります。

 

さて、2日目は、ワイナリーを目指します。岡山は平成28年の記録では、ぶどうの生産地としては日本第4位です。食用とワインの原料用のぶどうは違うと言えど、ぶどうの育成に向いている土地なら、美味しいワインも作れそうだと期待しますね。ナチュラルワインのつくり手としてフランスでワインを造っていた大岡弘武さんが日本に帰国、そして、ご自身のワイナリーをつくったのがここ岡山。今後の岡山は、ワインの産地としても、目が離せません!

 

今回は、設立から7年目という「ふなおワイナリー」へ行きました。

 

 

ショップの反対側には、ワインのハウスがあります。「ふなおワイナリー」では、船穂町で造られたマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインを造っています。(倉敷市内産ぶどう100%使用ということです)

 

 

お天気にも恵まれ、途中で寄った道の駅では、美味しいシャインマスカットやピオーネを買ったり、とても楽しい1泊2泊の旅行になりました。岡山市内には行けなかったので、次回の岡山旅行は、来年の春の「あさイチ」の時期に計画してみようと思っています。

 

 

 

 

吉備津神社 http://www.kibitujinja.com/

吉備津彦神社 http://www.kibitsuhiko.or.jp/

児島ジーンズストリート http://jeans-street.com/

ふなおワイナリー http://www.funaowinery.com/index.html

 

 

(撮影機材 SONY Cyber-shot DSC- RX100M5、α6500)

 

 

 

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