1. トップ
  2. 怒ってばかりはNG!? 「発想転換で子どもを褒める」海外ママの子育て術

怒ってばかりはNG!? 「発想転換で子どもを褒める」海外ママの子育て術

  • 2018.10.24
  • 1309 views

子育ては「こうしたい!」という思いがあっても、なかなか自分の思い通りにいかないもの。それを分かっていても、子どもがいたずらをしたり、思いもよらぬ行動をしたりすると怒ってしまう……なんてことありませんか?

魔の2歳児、“通称イヤイヤ期”は特に、怒りたいわけではないのに怒ってしまい自己嫌悪に陥ってしまうことも。そんなママは今日から怒ることをやめて、褒める育児をはじめましょう!

今回は、シンガポール在住の筆者が周りのママから学んだ、海外ママが実践する“イヤイヤ期の子どもの褒め育児”をご紹介します。

「そんなこともできるんだ!」の発想転換で子どもを褒める

2歳は自我や欲求が芽生えてくる大切な時期。したいことには、なんでもチャレンジするこの時期、ママはハラハラしてしまうこともあり、制するために怖い声を出したり怒鳴ってしまったりすることもあるかもしれません。

しかし、そこはグッとこらえて“そんなこともできるようになったんだ!”と発想転換してみて。

たとえば、料理をしているママの姿を見て、お手伝いをしたい子ども。危険いっぱいのキッチンですが、細心の注意を払って子どものできることを手伝ってもらいましょう。ハンバーグの調理でお塩をかけてもらったり、納豆を混ぜてもらったりする小さいことで◎。

ママの「よくできたね!」という言葉と笑顔は、子どもにとっては最高のごほうび。子どもが失敗しても、ネガティブな言葉は出さず「よく頑張ったね」と声をかけてあげましょう。

パパと協力してアメとムチの使い分けを

ママよりも過ごす時間が短いパパにとっては、子どもがいろいろなことに意欲的に挑戦する姿に遭遇できると、とてもうれしくなってしまいます。

特に3歳頃までの子どもは毎週新しい単語を覚えるなど目まぐるしい成長の時期。新しい言葉を覚えておしゃべりする我が子の成長を見ると、長い時間一緒にいられないパパはうれしくて甘やかしたくなります。ママに禁止された行動もパパならOKなんてことも……。

まだ小さい子どもにとっては、パパとママの言うことが違うことは、理不尽に感じてしまうことの一つかもしれません。

けれどそれは、“パパもママも違った人間で異なった考え方や価値観がある”ということを教える第一歩になります。海外では、ママはムチ、パパはアメと、役割を分担している家庭も多いですよ。

それでも怒ってしまいたくなるときは…

ある程度ルールを決めて、“これは大丈夫”“これをしたらダメ”と線引きするようにしましょう。とはいえ、子どもは日々成長し、その都度ルールを変更する必要がありますので、柔軟に対応してください。

“イヤイヤ期”の子どもは、ルールがあろうとなかろうとイヤイヤすると思いますが、むやみやたらと怒鳴るのではなく、必要であれば抱っこするなどして甘やかしてあげましょう。すると自然と子どもの心も落ちついて、言うことを聞いてくれることが多いですよ!

子育ては一筋縄ではいかないものですが、それが子育ての醍醐味でもあります。思い通りにいかないからと怒るのではなく、子どもがすくすく成長していけるようにサポートしていけたら良いですよね!

元記事で読む
の記事をもっとみる