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シャネル傘下ニットブランド「バリー」に29歳の新ディレクター

  • 2018.10.24
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シャネル(CHANEL)傘下のニットブランド「バリー(BARRIE)」は2019年春夏から、ブランド初のアーティスティック・ディレクターに「シャネル」出身のオーギュスタン・ドルマイヨ(Augustin Dol-Maillot)を起用した。

ドルマイヨは1989年生まれで、現在29歳のフランス人だ。パリのリザア(LISAA)美術学校を卒業後、シャネルに入社。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)=クリエイティブ・ディレクターとヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)=クリエイティブ・スタジオ ・ディレクターのアシスタントを務め、スポーツウエア・アクセサリー部門に所属し、経験を積んだ。

ドルマイヨによるファーストコレクションは、ブランドの象徴的なアザミのマークを3Dで表現したセーターをはじめ、パジャマやアロハシャツ風のカーディガン、デニムジャケット風のニットジャケットなどを発表した。ドルマイヨは「今季は『バリー』そのものにフォーカスし、アイコニックなロゴ、3Dステッチ、無限のカラーパレットなど、ブランドの背景にある特徴を強調した。発色に関してはカシミヤ以上に優れている素材はない」とコメントしている。

「バリー」は1903年にスコットランドで創業。数十年にわたってさまざまなメゾンのカシミアニットを手がける。2012年にシャネルが買収。14年に社名を冠したブランドを始動した。これまではパリを拠点にするデザイン スタジオがチームでデザインを担当してきた。

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