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愛犬もHAPPYに。箱根温泉旅。

  • 2018.10.22
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愛犬もHAPPYに。箱根温泉旅。
2018.10.22 17:00
日本屈指の観光名所である箱根に、初の白濁温泉大浴場を併設した「レジーナリゾート箱根仙石原」がオープン。愛犬家のVOGUEスタッフが、2匹(ヒナとダイチ)を連れて宿泊。ホテルの全貌と、おすすめ観光スポットをナビゲートする。

標高700メートルに佇む、大人の新隠れ家。


都心からわずか2時間。日本屈指の観光地である箱根に、愛犬と宿泊可能のラグジュアリーリゾートホテル「レジーナリゾート箱根仙石原」がオープンした。アイボリーと紺を基調とした外観は、シンプルでいてシック。海抜700メートルに位置するだけに、朝晩はひんやりとしていて、秋口でも暑さが続く今の時期は、涼しく過ごしやすい。レジーナリゾートは、地域によってホテルデザインが異なるのもひとつの特徴だが、本ホテルのテーマは、箱根の伝統工芸「寄木細工」と「北欧」。木をメインにしたインテリアからは、温もりが感じられ、大人の隠れ家的雰囲気が漂う落ち着いた印象を受ける。


客室も、北欧のミニマリズムと日本の「わびさび」の精神が融合したスタイル。装飾を極力おさえたシンプルなデザインが、コジーな空間を演出する。全室に自然を間近に感じられる開放的な専用テラス(2階以上)と信楽焼の露天風呂を備え、1階の客室にはテラスの代わりにプライベートドッグランを併設している。


今回宿泊したのは1階の部屋だったのだが、ドッグランは小型犬なら十分遊べるほどの広さ。目の前は深い森なので、人目を気にせず、のびのびと開放的な気分で遊ばせることができる。床素材は、他のレジーナリゾート同様、犬が滑りにくい「ボロン」を使用し、床暖房も完備しているので、これから冬に向けての季節も防寒対策は完璧だ。

悪天候でも問題なし。屋内外にドッグランを完備。


ドッグランは、屋内外合わせて計3つ。不安定な箱根の天候に影響されることなく、犬と遊べるのも嬉しいポイントだ。屋外には、正面エントランス脇に少し小さめのウェルカムドッグランと、エントランスの向かいに広さ80平米のドッグランを設置。屋内に関しては、4階の1フロアが丸々ドッグランという、犬への愛と優しさ溢れるスペースで展開。宿泊する犬種によって、大型、小型の敷居も完備されており、細かい配慮が行き届いた空間となっている。

美肌の湯で心身ともに癒されて。


そして、レジーナリゾート箱根仙石原の最大の特徴でもある白濁温泉大浴場は、大涌谷から引湯。超酸性のため、数分浸かっただけでお肌がツルツルに。美肌効果のほかにも、神経痛や動脈硬化、胃腸機能低下への効能もあるそうで、温泉通も満足のいく素晴らしい湯質だ。

四季の息吹を吹き込んだ、至福の料理。


気兼ねなくいただける朝夕の部屋食は、選りすぐりの旬の素材と山海の幸を使った、季節感あふれる日本料理。レジーナのコンセプトである、地産地消を活かしたコースメニューは、ボリューム、味わいともに舌鼓必至だ。


愛犬用のメニューも、調理人による技術と創意工夫が凝らされた充実のラインナップ。「ヤギミルク仕立ての雑炊」「炙り馬刺し野菜添え」「鶏笹身と胸肉の蒸しほぐし」「焼きサーモン野菜添え」「蒸し金目鯛野菜添え」のバリエーション豊かな5種類から、犬の好みに合わせてセレクトすることができる。

箱根ならではの名所巡りで、非日常的な体験を。


また、日本屈指の観光名所である箱根なだけに、ホテル周辺には訪れたい名所や観光スポットが満載。「箱根ガラスの森美術館」や「星の王子さまミュージアム」「ポーラ美術館」などの美術館も多く点在しており、アート散策にはもってこいだ。ただし、美術館は犬が入場できないところも多いので、事前のチェックを。


ほかにも、少し足を伸ばせば、壮大な大自然あふれる景色を堪能できるので、訪れない手はないだろう。なかでも、至近にある雄大な「仙石原すすき草原」は、この時期ぜひ訪れたい自然スポット。遠くに連なる山々の紅葉と、辺り一帯に広がるすすきの美しさに包まれ、都会の喧騒とは無縁ののどかな時間を過ごすことができるだろう。


富士五湖へも車で数十分なので、道中もし時間が許すならぜひ足を伸ばしたい。山中湖では、今の季節もし運がよければ、開運を呼び込むと言われる赤富士が拝めるかもしれない。

レジーナリゾート箱根仙石原

神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-360

Tel./0460-83-8211
https://www.regina-resorts.com/sengokuhara

Text: Kimmy Fukuda

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