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国内随一の展示数!仏像ファンの聖地「奈良国立博物館」

  • 2018.10.19
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「奈良国立博物館」は、国内随一の仏教美術に特化した博物館。国宝や重要文化財など、常時100体ほどの仏像を鑑賞できる、仏像ファン必見のスポットです。坂本五郎氏が生涯をかけて集めた、中国古代の青銅器コレクションもお見逃しなく。奈良の歴史や文化に触れられる博物館へ、足を運んでみませんか。

「奈良国立博物館」について

奈良公園の一角に佇む「奈良国立博物館」は、1895年に開館した日本で2番目に古い国立の博物館。

「なら仏像館」「青銅器館」「東新館」「西新館」の4つのギャラリーで成っており、仏教に関する、美術・考古遺品を中心に展示。展示品の背景にある歴史や文化にも触れられます。

特に仏像の展示数は群を抜いていて、国内随一といわれるほど。1日じっくりと仏像鑑賞を楽しめる、まさに仏像好きの聖地とも呼べる場所です。

仏像に特化した展示館「なら仏像館」

「なら仏像館」では、飛鳥時代から鎌倉時代の仏像を中心に、国宝や重要文化財に指定されている貴重な仏像などが、常時100体近く展示されています。

仏像だけでなく、神様の姿を写したものや、獅子や象など動物をモチーフにしたものなども展示されており、その形も逸話もさまざま。たっぷりと仏像の世界に浸れる空間で、仏像やその他の彫刻の鑑賞を楽しんで。

仏像のオーラに圧倒される展示スペース

全13室ある展示室のなかでも一番広いスペースの第6室では、露出展示の仏像を間近で見ることができます。

ガラスケースがないだけで、仏像が放つ神々しいオーラを直に感じられ、圧倒されてしまうことでしょう。今までにない距離感で仏像の姿を堪能できるスペースで、360度じっくりと仏像の魅力を堪能してみてください。

※展示内容は時期によって異なります

圧巻のコレクション「青銅器館」

「なら仏像館」と渡り廊下でつながった「青銅器館」では、古美術商を営んでいた坂本五郎氏より寄贈された、中国古代の青銅器380余点のコレクションの一部を常時展示しています。

コレクションは、坂本氏が半生をかけて集めたもので、商(殷)時代から漢時代(B.C.17~A.D.3世紀)までの青銅製の容器や楽器のほかに、武器や馬武具、農工具、文具類などさまざまな中国古代のアイテムがあります。

世界の青銅器文化の中で最も発達したものと評される中国の作品を、ぜひお見逃しなく。

※展示内容は時期によって異なります

ガイドを利用してより深く作品を知る

もっと詳しく展示品について知りたい、という方におすすめなのが「ボランティア・ガイド」。10:00~16:00の間、展示室に常駐しているガイドの方が、作品について丁寧に教えてくれますよ。また、音声ガイドも用意されています。(日・英・中・韓)

「なら仏像館」のツアー解説

「なら仏像館」では、無料で参加できる「ツアー解説」も行われています。ガイドさんが館内の隅々までわかりやすく案内してくれるので、仏像初心者でも充実した時間を過ごせるはず。仏像の魅力をより深く知りたい方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

【時間】約30分 11:00~/14:00~ (各回、先着8名まで)
【集合場所】なら仏像館内の休憩室前
※都合により、ツアー解説を実施できない日もあります。

豊かな歴史と文化を感じる場所

「奈良国立博物館」は、近鉄奈良線「近鉄奈良駅」徒歩15分、バス亭「氷室神社・国立博物館」よりすぐのところにあります。

観光はもちろん、ゆっくり過ごしたいときにもおすすめのスポットです。「奈良国立博物館」で、豊かな歴史と文化に触れてみませんか。

スポット情報

  • スポット名:奈良国立博物館
  • 住所:奈良県奈良市登大路町50
  • 電話番号:050-5542-8600(ハローダイヤル)
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