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ストイックなアスリートも実践している!目標を必ず叶えるコツ

  • 2018.10.16
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両手を上げる女性

目標は「人に見られたら恥ずかしい!」くらい明確なほうがよい!

目標をメモ

桑原先生によると、目標実現のために、必ず行っていることがあるのだそう。

「アスリートがなぜ、あんなにストイックにトレーニングをがんばれるのか? それは明確な目標があるからです。私は、手帳のいちばん目立つ場所に目標を書いています。あいまいな目標ではなく、生々しい目標です。12年前から続けているのですが、改めてふり返ってみると、ほとんど実現しているんです。もちろん、1年では実現できず3~10年ぐらい時間をかけたものもありますが……」(桑原先生)

つまり、「今年は絶対にやせる!」という目標はNG。例えば「70kgある体重を50kgまで落とす!」というような、生々しい目標を立てることが重要なのです。ゴールが明確になると、今やるべきことを想像しやすくなりますよね。さらに、ギリギリがんばればできそう、と思える目標設定にすることもポイントなのだそう。

「何でもうまくいく状態のことを『メンタルヴィゴラス状態』と言います。よくアスリートが『ゾーンに入る』という言葉を使いますが、まさしくその状態のこと。目標が明確であればあるほど、この状況を作りやすくなるのです」(桑原先生)

「メンタルヴィゴラス状態」は、目標達成に向けていいイメージが持てているときに起こる現象。私たちが「今日はなんだかいいことばかりでツイてるかも!」と感じる日は、脳が悪いできごとを認識せず、いいことしか目に入らない状況になっている、ということなのです!

言霊の力でマイナス要素をプラスに変える!

ポジディブが鍵

では、いいイメージを作るのに効果的なことは何でしょう?

「同じ事象が起こっても、ハッピーに感じる人と、アンハッピーに感じる人がいます。すべてコントロールしているのは脳。中でも特に重要な働きをしているのは『大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)』です。日々見たり聞いたり経験している膨大な量の情報がここに保存されていますが、そのひとつひとつには、好きとか嫌いといった情報がくっついて保存されます。別名『無意識脳』とも言われています。ここに入ってくる情報を、いかにポジティブな情報としてタグ付けできるかがポイントなのです!」(桑原先生)

桑原先生は、ツラいトレーニング中やイラっとしたことがあると「ありがとう」「大好き」「ツイてる(ラッキー)」というポジティブな3つの言葉を頭の中で繰り返し唱えているそう。言霊(コトダマ)の力で、マイナスのできごとをプラスの情報として脳にインプットさせるためなのだとか。

「ネガティブな言葉はネガティブなものしか生まないし、周りの人までもネガティブにしてしまいます。何をしてもうまくいかない人は、自分でその状況を作ってしまっているのです」(桑原先生)

脳内でプラスの情報として認識されると、自然と楽しいという感情が沸いて来て、それがやる気へと繋がるようです。みなさんも、改めて目標を立て直し、ポジティブな言葉をうまく使って、理想の自分に近づいてみませんか?

取材・文/FYTTE編集部

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