1. トップ
  2. 恋愛
  3. セフレから本命彼女になる方法【ひとみしょうの男ってじつは・・・】

セフレから本命彼女になる方法【ひとみしょうの男ってじつは・・・】

  • 2018.10.15
  • 8185 views

セフレという言葉が今ほど軽く使われていなかった時代――たとえばほんの10~20年前くらい前は、セフレとは「好きという恋愛感情抜きに純粋にセックス自体を楽しむ相手」でした。そういう時代には、相手に対する思いやりのみが求められていました。

独占欲や嫉妬心など、エロい行為が潜在的に持つさまざまな危険性を回避しつつ、純粋にエロを楽しもうと思えば、好きという「余計な」感情は必要なくて、人として相手のことを思いやる思いやりのみが必要とされるからです。

が、今では、恋愛感情をベースに、先にカラダの関係から入った相手のことをセフレと呼び、その結果、必然的に、そのセフレをどうすれば本命に引き上げることができるのかといったややこしい悩みが生まれてしまい……当然のように先にヤッたという事実を前に後悔する人が増えることに。

女子の勘でわかるところが大きいように思います

セフレから本命の彼女になれるかなれないかというのは、女子の勘でわかるところが大きいように思います。

男がセフレに対し、本命の彼氏に昇格したいと思った場合、男はまず、みずからの勘を働かせます。エロいことが大好きでもっと遊びたくて、本命の彼氏をつくりたくないと思っている女子に「好きです、付き合ってください」と言っても、それは無理でしょ?だから勘を働かせて、「この子は誰かと落ち着いた交際したいと思っている子なのかどうなのか」をまず理解しようとします。

女子も同じことをすることが必要なはずです。男の中にはセックスだけを一緒に楽しみたいと思っている人もいれば、セックスから入って本命の彼氏・彼女の関係になりたいと思っている人もいるのだから。

男って、「セックス=ヤラせていただくもの」と思っている

女性をモノのように扱う男は、そもそもセフレを持てないわけだから(そういう男とエッチしたい女性っていますか?)、あなたのセフレになる男子は、量の多少はあるにせよ、おおむね優しさを持っています。

男が持つ優しさって、エッチした女性に対して開かれることが多いです。男って、「セックス=ヤルもの」じゃなくて「ヤラせていただくもの」と思っているから。ヤラせていただいた、つまり自分のことをやわらかく温かく迎え入れてくれた女性に対し感謝しています。

だから、彼がよほどの鬼畜でない限り、女性が交際を迫ればちゃんと付き合えるのです。

がしかし……。

真剣に交際を申し込んでも付き合えないケース1

がしかし、真剣に交際を申し込んでも付き合えないケースもあって、それはたとえば彼が「この子はかわいいし、エッチの相性もいいけど、でも真剣に交際すればエッチ以外の価値観が合わなそうだな」と思うケースです。

エッチの相性が良かった(エッチが気持ちよかった)となれば、エッチ以外の人間的な相性もいいだろうと、多くの人は思うのかもしれないけれど、じつはエッチの魔力がそう思わせるだけだったりするでしょ?彼はそのへんのことを勘で理解しているから、あなたがセフレの彼に交際を申し込んでもNOとなるのです。あるいは以下のようなケースでNGになるケースもあります。

真剣に交際を申し込んでも付き合えないケース2

セックスって「味噌クソ」なんですよね。好きという気持ちも、エッチを純粋に楽しもうという気持ちも、純愛も淋しさも独占欲も、すべての気持ちが混然と含まれている行為、それがセックスです。

ということは、セフレの段階から彼はあなたのことが好きだということなんです。その「好き」をことさら前に出すと「わたしは重たい恋愛感情抜きにエッチを楽しみたいのに……この男、好きとかめんどくさいことを言うのなら、もうヤラない」と思われるのが怖いから、彼は好きと言ってこないのです。

いずれにせよ、せっかくハダカになったのだから、五感を働かせることです。耳を澄まし、風の音が聞こえたなら、セフレから本命の彼女の座に座る道筋が見えてきます。

あるいは本命にならない方が無難だという結論が見えてきます。バタバタと注意力散漫にセックスするから、あとになって「セフレから本命への昇格問題」に悩むことになるのです。耳を澄ませましょう。

(ひとみしょう/作家)

元記事で読む
の記事をもっとみる