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ヘレナ・ボナム=カーター、ハーヴェイ・ワインスタインとの関係を語る。

  • 2018.10.15
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ヘレナ・ボナム=カーター、ハーヴェイ・ワインスタインとの関係を語る。
2018.10.15 12:00
ヘレナ・ボナム=カーター(52)は、ハーヴェイ・ワインスタインに歯向かえば仕事を失いかねなかったと感じていたようだ。

ヘレナ・ボナム=カーター。Photo: Michael Ostuni/Patrick McMullan via Getty Images

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ヘレナ・ボナム=カーター(52)は、ハーヴェイ・ワインスタインに歯向かえば仕事を失いかねなかったと感じていたようだ。ワインスタインから度重なる誘いを受けながらもヘレナが何とか拒否し続けられたのは、ワインスタインの映画以外でも女優としてのキャリアを積んでいたおかげだという。


ヘレナは「ガーディアン」紙に対して次のように話している。


「私にはすでにキャリアがありました。他にも私を起用してくれる人がいたので、彼に頼る必要がありませんでした。ハーヴェイが私にあることをするよう指示してきたことも何度もありましたが、私はノーと言いました。危ない橋を渡っているとは分かっていました。彼に反抗するのは簡単ではありません、そのせいで仕事をなくしかねなかったからです。」


さらにヘレナはワインスタインにも良い点があるとしつつも、その高圧的な態度には賛同できないそうで、「完全な悪人も完全な善人もいません。彼は賢い人ですし、彼が力を持った理由はいくつも挙げられます。どうすればオスカー賞にノミネートされるかも分かっていますし、私の2度のノミネーションも彼の力です。彼の映画を見る目は確かです。敬意の欠片もなく、誰かを脅す彼のやり口は分かっていましたし、彼の振舞いに納得できないことが何度もありました。性的な振舞いではなくです」と続けた。


そんなヘレナはジャン=ピエール・ジュネ監督作『天才スピヴェット』(13)出演中の出来事をこう明かした。「ハーヴェイは、私を介してジャンにストーリー変更を指示しようとしたのです。映画の中で子どもがヒッチハイクする場面に対してハーヴェイは、子どもがトラックに乗ったら観客はすぐに運転手のことを児童誘拐犯だと思うだろうし、アメリカの子どもたちが怖がるだろうと言ったのです。私が『あなたが正しいとは思わないし、ジャンにも伝えない』と言うと彼は、『お前はあいつに、仕事のやり方が傲慢だ。俺ほどアメリカ市場を分かってないくせに、と伝えるんだ』と言ってきました。暴挙だと思いました。」


だがその後もワインスタインと仕事上の関係だけを貫いたヘレナは、一部の女優の中には合意の上でワインスタインと肉体関係を持った者もいるのではないかと話していた。

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