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めがねの聖地・鯖江で出会う、素敵なめがねスポット

  • 2018.10.13
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日本製めがねフレーム生産の約96%シェアを誇る福井県。なかでも鯖江市は、その中心を担うめがねの一大産地として知られ、「めがねの聖地」と呼ばれています。どこもかしこもめがねでいっぱいの鯖江。めがね好きにはたまらない、ユニークな旅をご案内しましょう。

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隠れめがねを探したくなる「メガネストリート」

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めがねモチーフの車止め、橋、ベンチなど、歩きながらいろいろ見つけてみて

JR鯖江駅から、鯖江の定番観光スポット「めがねミュージアム」までの道は、「メガネストリート」と呼ばれています。鯖江の街をめがねのテーマパークにする“メガネーランド構想”をもとに、鯖江市が企画したもので、2017年に誕生しました。通りにはマンホールやベンチなどいたるところにめがねモチーフが使われていて、たくさんの隠れめがねが散りばめられています。

めがねの聖地・鯖江で出会う、素敵なめがねスポット
めがねがあしらわれたベンチでひと休み
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ことりっぷ

さらに、2018年には、駅から「サンドーム福井」まで続く新しいメガネストリートも完成し、パワーアップしています。こちらには2か所の公園があり、めがねモチーフのベンチのほか、「けんけんぱ」の昔ながらの遊びなども散りばめられているのがかわいらしいですね。

めがねの魅力あふれる「めがねミュージアム」

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エントランスのオブジェやトイレマーク、非常口などもめがね。博物館は洗練された空間

「メガネストリート」を歩いてたどり着いた先にあるのが「めがねミュージアム」です。こちらは、めがねショップをはじめ、博物館、体験工房、カフェ、おみやげコーナーがそろい、めがねにまつわる楽しみが充実しています。館内にはそのほか、めがねを使ったオブジェが飾られていたり、非常口やトイレマークがめがねをかけていたり、遊び心あふれる仕掛けに、思わずニヤリとしちゃいます。

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めがね型ストラップづくり500円。所要時間は1時間ほど
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ことりっぷ

時間に余裕があれば、体験工房にも立ち寄りましょう。気軽に楽しめるのはめがね型ストラップづくり。実際にめがねの素材、アセテートを使って、めがねづくりの技術を気軽に体験できます。1時間ほどでできるので、旅の思い出におすすめですよ。

「田中眼鏡」で自分に似合うめがねを見つけて

めがねの聖地・鯖江で出会う、素敵なめがねスポット
オーナーの田中さんが、対面式で一人ひとりに似合うめがねを提案
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ことりっぷ

めがねの聖地・鯖江を訪れるなら、めがねを買うというのも旅の醍醐味です。「田中眼鏡」では、まずお客さんの顔や服装から似合うものを想定し、その後じっくり向き合っていくつかの質問を繰り返すなかで、ぴったりのめがねを提案してくれます。オーナーの田中さんはめがねの知識はもちろん、センスも高いので、自分に似合うめがねがわからない、という人はぜひ相談してみてはいかがでしょう。

めがね工場をリノベーションした「PARK公園食堂」

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パスタに前菜などが付く日替わりランチ900円

鯖江駅から東へ9kmほど離れた鯖江市河和田地区は、鯖江のなかでもとくに職人が活躍するものづくりの街。ここ数年、多くの若い職人たちが県外からこの地に移住し、さらに街を活気づけています。「PARK公園食堂」は、その若い職人たちが集まる拠点のひとつ。日替わりランチが味わえるほか、週末にはイベントやものづくりワークショップも楽しめます。

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店内のテーブルやイス、カウンターなどは、PARKの職人さんによるもの
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ことりっぷ

元々はめがね工場だった場所をリノベーションしていて、食堂の隣には工房があります。機材なども使えるものが残されていたため、若い職人たちはここをシェアしながら、めがねや漆器、木工などのものづくりに励んでいます。食堂のイスやカウンターなども、この工房で手作りしたもの。ものづくりの魅力にふれられるおすすめの場所です。

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