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齊藤工監督「TATAMI」がスペインでプレミア上映!

  • 2018.10.10
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「フィガロジャポン」で「活動寫眞館」を連載している齊藤工の監督8作目となるHBOアジア オムニバスドラマ「Folklore」の「TATAMI」が、今月上旬にスペインで開幕した「シッチェス・カタロニア国際映画祭2018」にてワールドプレミア上映を果たす。

「TATAMI」の主演を務めるのは北村一輝。

TAKUMI SAITOH移動映画館プロジェクト「cinéma bird」主宰。監督作『blank13』(18年)が国内外の映画祭で7冠獲得。アジア各国の監督6名を迎えて製作されたHBOアジアのドラマ「Folklore」に日本代表の監督として参加。企画・プロデュース・主演を務める『万力』が20年に公開予定。www.b-b-h.jp/actor/saitohtakumi

「Folklore」は、アメリカケーブルテレビ放送局HBO系列のHBOアジアが制作する6つのホラーストーリー集。シンガポールのエリック・クーをはじめ、アジア6カ国から名だたる映画監督が参加するこの企画に、齊藤は日本代表として抜擢された。

参加各国に古くから伝わる怪談話を現代風にアレンジするという「Folklore」で、齊藤が発案したのは“畳のシミ”にまつわる物語。殺人事件を追うジャーナリストの岸真(北村一輝)は、父親の葬儀に参列するために実家に帰省すると、過去の記憶のフラッシュバックに襲われる。そして実家にある「秘密の扉」から続く部屋で、家族に隠された驚愕の事実が明らかにされていく……。

「TATAMI」より。岸(北村一輝)の家族の秘められた事実とは。

シッチェス・カタロニア国際映画祭は、ファンタジー映画やSF映画・ホラー映画・アニメーション映画などに特化した、ベルギー・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭、ポルトガル・ポルト国際映画祭と並ぶ世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ。1968年より毎年10月に開催され、第51回となる今年は、注目の日本映画30作品以上がノミネート上映。齊藤の「TATAMI」は最終日である10月14日(日)に上映予定だ。

「Folklore」 予告編。

日本での放送・公開は未定だが、どのような形で目にすることができるのか、楽しみに待ちたい。

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