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艶めく美髪への道──6つの秘訣をプロが伝授!

  • 2018.10.9
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艶めく美髪への道──6つの秘訣をプロが伝授!
2018.10.09 09:15
ツヤツヤに煌めく美髪は、女性にとって永遠の憧れだ。とはいえ一度短くカットすると、枝毛やダメージなく綺麗にのばすのはなかなか難しい。そこで海外で活躍する4人のヘアスタイリストたちに、髪を美しく保ちながらのばすコツを聞いてみた。

髪をいたわりながらのばすための6つのメソッド。


「髪をのばそうと決めた日から、ケアをスタートすべき」と話すのは、ヘアスタイリストのマーク・タウンゼンド。マークの長年の顧客の一人には、ロングヘアがアイコニックなアシュリー・オルセンも。その彼女がスーパーモデルのクリステン・マクメナミーの流れる滝のように美しいシルバーヘアに触発されて、胸下まで髪をのばそうと決めた瞬間、彼はアシュリーに「その長さまでのばすには、その代償としてやらなきゃいけないことがたくさんあるよ」とアドバイスしたのだそう。


有名人にとっても一般の私たちにとっても、長くてゴージャスな髪への近道はないというのが現実。何カ月にもおよぶ入念なケアが必要だ。マークをはじめ人気プロ・スタイリストが、適切なコンディショニング、トリートメントから美髪のための食事に至るまで、髪を最大限に美しくのばすための6つの方法をレクチャーしてくれた。

Rule 1. その3mmが重要。定期的な“ダスティング”を!


ほんの3mm程度毛先を切る「ダスティング」。このカット手法で丁寧に調整すれば、髪の長さを保ちながら、ストレスやヘアアイロンなど外的ダメージがもたらす枝毛を取り除ける。「枝毛を放置していると、厄介な枝毛が毛幹深くまで進行する場合もあるんですよ!」と、ソランジュ、ケリー・ワシントン、トレーシー・エリス・ロスなどの著名クライアントも顧客に名を連ねる、ヘアスタイリストのヴァーノン・フランソワが教えてくれた。「毛先のトリミングをサボると、結局短くカットするしかなくなってしまいます」。髪の毛をヘルシー・ビューティーに保つためには、プロの多くが1年間に最低3回はダスティングを行うことを勧めている。

Rule 2. 意識的にヘアクレンジングして。


クレンジングはあらゆるヘアケア計画の基盤であり、バスルームに足を踏み入れる前から始めるべきだ。洗髪前に、「ORIBE(オリベ)」の「Gold Lust Pre-Shampoo Intensive Treatment」など髪を保護するためのプレシャンプーのヘアトニックを髪に10分間含ませて。「わずかに膜が残るので、髪の水分がシャンプーにより奪われることを防いでくれます」と、マークは語る。


シャンプー&コンディショナーやクレンジング用コンディショナーを選ぶ際はサルフェート(硫酸系界面活性剤)フリー処方で、水分を奪い過ぎないものをチョイスすることが大切だ。血流を良くし毛包を刺激することが髪の成長を促してくれるので、頭皮をマッサージしながら泡立てて。 

Rule 3. 週1回のディープコンディショニングやスペシャルケアを取り入れて。


ディープコンディショニングやトリートメントを週1回程度行うことに異議を唱えるスタイリストはいない、といっても過言ではない。塗り方にもコツがあるので押さえておいて。ヴァーノンが顧客のセレブたちにもアドバイスするのは、毛先の集中ケア。「毛先は最もエイジングが進み、乾燥する部分です。髪の中でも毛先はより繊細で傷つきやすいため、特別に優しくいたわることでダメージを最小限に抑えることができます」


トリートメントを日々のヘアケアのルーティーンに取り入れることが最大の秘訣なのだそう。NYやマイアミにサロンを構え、コレクションのバックステージでも活躍するヘアスタイリストのロドニー・カトラーは、ショーの合間に「Redken(レッドケン)」の「Velvet Gelatine 07」と「All Soft Argan-6 Oil」をミックス。それをモデルの髪になじませることで髪に潤いを与え、ベタつきのないフレッシュで艶やかなテクスチャーに仕上げている。 

Rule 4. 食事もコントロール。


「髪にとって最も良い食事は、一般的な意味での最も健康的な食事でもあります。加工されていない自然食品にをベースにしたものや、野菜中心の食事などがその一例」とマンハッタンに拠点を置く栄養士のマリア・マーローは解説。さらに、「鉄分、亜鉛、ビタミンC、ビタミンB群、オメガ3が豊富な食べ物がより強く長い髪の毛と関係している」と付け加えた。髪の構成要素であるタンパク質が豊富なオイスター、二枚貝、豆類、卵、またビタミンCが豊富なピーマンや緑の葉物野菜、およびオメガ3系脂肪酸が豊富なヘンプシードや天然のサケなどが、彼女が推奨する食べ物リストだ。

Rule 5. サプリを摂取。美髪効果には、ケイ素やアミノ酸を。


「髪のためのサプリメントとしてビオチン(ビタミンH)が人気だけど、実はほとんどの人は普段の食事ですでに十分な量のビオチンを摂取しているんですよ」とマリア。ビオチンの代わりにマリアが推奨するのは、必須栄養素と必須ミネラルの合成物であるCh-OSAを含むサプリメント「BioSil(バイオシル)」だ。髪を太くし、髪の弾力性や艶やかさを向上させる効果を期待できるのだとか。また、ショーの舞台裏を支えるプロやスーパーモデルたちには、ケイ素、アミノ酸、トクサエキスも含む育毛ビタミンサプリ「Viviscal Professional(ヴィヴィスカル・プロフェッショナル」が人気なのだそう。 

Rule 6. シルクの枕カバーで寝る。


枕カバーの素材選びも実は、美髪になるための重要なポイントなのだそう。「コットンは髪の水分をたくさん吸収してしまうんです。髪の水分をキープしながら摩擦を減らし、ダメージを少なくしてくれるシルク製の枕カバーがおすすめ。『slip(スリップ)』のシルク枕カバーは、上質で滑らかなシルク糸でできており、カラーバリエーションもパステル調を中心に豊富に揃っていますよ」(マーク)。カーダシアン一家も頼りにするヘアスタイリストのジェン・アトキンが「slip」のブランドアンバサダーを務めている。 

Text: Lauren Valenti

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