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ルイ・ヴィトン 未来を見据えた「旅」スタイルとは? ヴァーチャルとリアルの間にフォーカス!

  • 2018.10.4
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ルイ・ヴィトン 未来を見据えた「旅」スタイルとは? ヴァーチャルとリアルの間にフォーカス!
2018.10.04 18:35
パリコレ最終日、フィナーレを飾るルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の会場はルーヴル美術館。ヴァーチャルとリアルの両方に着目したという、ニコラ・ジェスキエールが魅せるフューチャリスティックな世界をご覧あれ。

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何世紀もパリを彩り続けている歴史的建造物のルーヴル美術館を、ミラーやライトを使ってフューチャリスティックな空間に変身させたルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)。月へ旅行できる日もすぐそこまできている今、ヴィトンの「旅」も新しい姿に変わっているのだ。


ソーシャルメディアを通じて、ヴァーチャルライフとリアルの間に着目したというニコラ・ジェスキエール。スペーススーツのようなスリーブや、パリのサヴォアフェールが光るスパンコールを織り交ぜたメッシュのドレスなど、ハイテクニックなクールデザインが多く、彼が初期に打ち出してきた、未来的なデザインが再び帰ってきたようだ。


ディテールやシェイプもユニーク。シャープな襟が特徴的なテーラードに丸いショルダーのコート、UFOのようなショルダーバッグと、頭からつま先まで記憶に残るアイテムばかり。グラフィカルなメンフィスから、クラシックなフラワー、不思議な風景のピクチャーなど、ランダムなプリントミックスも魅力的だ。


ナタリー・ウェストリングが着用していたスペーススーツとコンパクトなモノグラムのトラベルバッグのコーディネートは、近い未来の旅行スタイルかもしない。ヴァーチャルのようで、リアルのような......。ニコラ・ジェスキエールの想像が見事に表現された、ゲストを新しい感覚へと導いたショーだった。

Photos: InDigital Text: Aya Tsuchii

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