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結婚する意味がわからなくなってしまったら、充電期間です!まず休養しましょう【夏目かをるの最強女になる!vol.25】

  • 2018.9.29
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仕事も趣味も婚活も、一生懸命だった女性が、ある日突然「婚活の意味がわからない」とやる気をなくす“婚活燃え尽き症候群”に陥ってしまうことがあります。その第一波は30歳、そして第二派が30代半ばぐらいに起こります。企業のPR広報女子が次のように語りってくれました。

「キャリアを身に着けるために29歳の終わりごろに前の会社を辞めて、1年間アメリカに留学し、帰国してからびっくり。みんな33歳まで結婚すると必死に婚活していました。アメリカで年齢も性別も隔たりのない自由な空気を満喫してきた私には、戸惑いしかありませんでした」

30歳で婚活に白けてしまった彼女は、留学経験を活かして転職。そしてとにかく仕事に邁進。33歳になると婚活も気になりましたが、元々合コンに興味がなく、婚活パーティーにいく時間がもったいないため、婚活アプリを使用していましたが、もともとマメでない彼女は土日のどちらかにメールの返信と決めていました。ところがだんだんやる気がなくなったといいます。

「見ず知らずの男性に、なぜ必死にメールを返さなければならないか、わからなくなりました」

そしていつの間にか、婚活アプリを開く回数が減って、34歳の誕生日を迎えたのです。

「結婚する意味がわからなくなった」と感じるのは、既に心が「休みたい」とメッセージを送っているのです。体調が悪くなると、体はいろんな信号を送りますね。肩や首が凝ったり、風邪をひいたり、腹痛になったり、時には皮膚病になったり。体の免疫力が低下して、さまざまな症状を引き越しますが、それと同じように、やる気がなくなるのは、婚活に対する気持ちの免疫力が低下している証拠です。

体調が悪い時にどうしますか?肩こりが酷い人は、アロマ整体などで施術してもらいますね。針やスパ、岩盤浴をする人もいます。風邪の場合は薬を飲み、痒くて皮膚が赤くなったら、病院に行く人もいるかもしれません。そしてたいていの人は「なるべく休養しよう」と、体のサインから休養を読み取り、早めの回復しようとします。

それと同じように、心の声にも耳を傾けて、いったん婚活を休んで、好きなことをやってみましょう。ただこの場合は、心が疲れているので、いくら好きだからといって、一日中ゲームをやるなど、刺激の多いものより、心がほっこりするようなことをお勧めします。ほっこりすると。気づきのきっかけにもなりますよ。

1. 読書や映画、芸術鑑賞で心に潤いを!

小説やエッセイ、さらに好奇心を満たしてくれるようなジャンルの読書は、心に潤いをもたらすだけでなく、感性を豊かにしてくれます。さらにハートウォーミングな映画や芸術鑑賞によって、心に栄養をもたらしてくれます。エンタメ映画で楽しいひと時を過ごすのもリフレッシュできますが、できたらヒューマンなドラマがいいですね。恋愛映画ももちろん、お勧めします!

2. ふらっと小旅行に出かけてみる

土日や祝日に、計画を立てずに、ふらっと小旅行に出かけてみましょう。海が一望できる灯台や、登山ケーブルカーに乗車など、ちょっとした冒険があると尚いいですね。

近隣の温泉に出かけてみるのもいいでしょう。往復の電車の中で、スマホではなく文庫本を開くのも、いいかも。素晴らしい本との出会いがあるかもしれませんよ!

3. いつものルートを替えてみる

仕事が忙しくて、心に栄養を与える暇がないという人は、駅に向かう道を替えてみたり、いつもより30分ぐらい早めに出て、最寄り駅や会社の近くのカフェで、モーニングはいかがですか。いつもとは違う風景が、そこに見えます。ちょっと日常から離れた感覚がリフレッシュをもたらしますよ。

4. 自転車ガールになる

これは婚活に疲れた女性が成功したケースです。

地方出身のこの女性がお盆休みに帰省し、納戸の中にある自転車を発見。地元で自転車を乗り回していたことを思い出した女性は、上京してから気に入った自転車を購入して、アパートから会社まで、雨以外の日は毎日自転車通勤したそうです。

四季折々の風景を感じながらの自転車通勤によって、健康になり、朝ごはんもしっかり食べるようになったそうです。

ある夜、気になっていたカフェに自転車を止めて入ると、好みの男性がカウンターで珈琲を飲んでいたので、それとなく話しかけたそうです。

その後その人と結婚したというエピソードは、あまりにも出来過ぎのストーリーかしら。でも実際にあった話ですよ。

5. 幼馴染や世話になった人に連絡をとってみる

これは成功する婚活の定番の方法ですが、「結婚する意味がわからなくなった」時期だからこそ、敢えて連絡をとってみることをお勧めします。

というのは「何が何でも結婚する!」とギラギラしている時よりも、肩の力を抜いてほわっとした雰囲気で、婚活目的ではなく交流を深めるましょう。人生はある時期まで長いので、あなたを心から受け止めてくれる人たちに会うと、心が喜び、パワーもみなぎってきます。生きている意味も実感できますよ。

前述した「見ず知らずの男性に、なぜ必死にメールを返さなければならないか、わからなくなりました」と嘆いていた広報女子は、田舎に帰省した時に出産して母親になった長馴染みや、田舎で独身の高校時代の友達とプチ新年会をして、交流を深めたそうです。

困ったときや悩んだ時にLINEできる友の存在が支えになり、その年の春に、勉強会で一緒だった3歳年上の男性から交際を申し込まれ、婚約。今年の秋に結婚するそうです。

(夏目かをる)

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