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いつもセフレになってしまうあなたへ【夏目かをるの最強女になる!vol.24】

  • 2018.9.23
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このテーマを担当のOさんからもらった時は、「セフレになりたくない女子がいつの間にかセフレになってしまう」というシーンを想像しました。また「セフレではなく、本命になりたい」という願望も見えてきたのです。

そこでネットで氾濫している「セフレ相談」を検索してみました。セフレ女子の悩みを読むにつけて、「どうして悩んでしまうの?」と首を傾げることが多かったです。

というのは、私は偶然にセフレをしている女性と、その相手の男性の本音をそれぞれ時間差で聞いたことがあり、またセフレから本命になった彼とすったもんだで別れた女性ライターが「セフレはやはりセフレ」という名言を吐いていたからです。

セフレで悩む必要なんかないんです!取材するつもりもなく取材してしまった彼らの本音から、セフレになってしまう女性の明るい未来を考察してみました。

1. セフレになる女性、セフレにしてしまう男性

セフレになる女性は、寂しがり屋です。常にぬくもりを感じていたいという孤独を抱えています。でも孤独でもセフレにならない女性もいますね。セフレになる女性は、どうして孤独に耐えられないのでしょうか。

それは精神的にとても弱いからです。弱いから、誰かにそばいいてほしい。極端なことを言えば、誰でもいいから一緒にいて欲しいのです。でも「誰でもいい」よりも、やはり惹かれた相手を選びますが、その相手のほとんどが“オレサマ”です。中にはオラオラ系も多く付き合っているうちに、彼の言葉によるパワハラで傷ついてしまうこともあります。

ではどうしてオラオラ系のオレサマのセフレになってしまうのでしょう。

原因は、「自信のなさ」。セフレになってしまう女性の「自信のなさ」は千差万別ですが、両親や兄弟など家族関係が原因で、バランスの悪い精神状態が挙げられます。あるいは友達との関係がうまくいかなくなったり、いじめなどによって「強い人に庇護されたい」という願望が強くなるなどなど、自信がないために人間性が弱くなるという現象は至るところに生じやすいですね。セフレで悩む女性は、一言でいえば、愛情の欠如によるものです。自分自身と向き合えば、やめられることができますが、もし自分と向き合うことが面倒なら、もう、開き直るしかないのです。開き直りだって、解決法の一つ。セフレをやめられなければ、「やめない」と決めてみましょう。

2. “セックス依存症”かもしれないと疑ってみる

セフレにはネガティブなイメージがありますが、セックスをスポーツのような感覚で捉えている人もいます。お互いにスポーツ感覚でセフレ関係を続けているのなら、メンタルにあまり影響はありませんね。

問題は「体の関係がメンタルに影響を及ぼしそうだから、セフレになってしまう」と悩んでしまうことです。

あるネットの悩み相談には、「体の相性がいい元カレとセフレになるためには?」という投稿がありました。この場合、この女性は性衝動が強いから元カレとセフレにでもなって、欲求を満たしたいのでしょうか。

性衝動が強いから自らセフレになるという考え方をするなら、悩むこともないのです。悩む原因は、元カレを好きになってしまうかもしれないという不安です。突き詰めて考えると、それは「好き」という感情が沸くと、彼に期待してしまうかもしれないという恐れです。

本当に辛い別れなら、その痛みを心身ともに熟知しています。別れによる痛みがあれば、元カレとヨリを戻そうとか、セフレになるという発想すら出てこないはず。ひょっとしたら、元カレとの間に、わだかまりがあって、それが解消されないから、セフレになりたいと思ったのではないですか。

セフレを求めるのは、一種のセックス依存症。もし純粋にセフレを求めるなら、出会い系のアプリで探すのが手っ取り早いですね。出会い系アプリを遊び感覚で楽しむ男女には“セフレ”という関係が、かなりドライなようです。

3. セフレは本命になれない

セフレ女子が「いつか本命になりたい」と焦っても、本命にはなれません。私は取材した30歳の男は、セフレ彼女のことを次のように言っていました。

「彼女は自分がセフレだと承知でつきあっている。だからこっちもセフレとしてつきあっているんだ。間違っても本命になんかなるはずない」

この男は、セフレに対して、愛情のかけらもありませんでした。本命の彼女が高嶺の花で結婚できなくても、彼は次なる高嶺の花を追いかけます。「セフレはあくまでもセフレ」という残酷な現実がそこに存在しているのです。

またセフレから本命になった前述の女性ライターは「もともとセフレ関係だったから、お互いのことを信頼できず、本命になったら『ひょっとしたらセフレがいるの?』と疑い合う様になって、結局疑心暗鬼で別れました」

このように本命になっても、スタートがセフレでは、信頼関係を築けなくなってしまいますね。

4. 最高のセフレ女になる!

「セフレは本命になれない」とわかっていても、どうしても別れられないというなら、最高のセフレ女になりましょう。「セフレでナンバーワンになる!」という意気込みで彼を愛して、子供二人ぐらい産んでみたらいかがでしょう。彼に経済力があれば、生活費を出させて、リッチな愛人生活を送り、子供も立派に育てるのです。

本命に冷たくされたと泣きついてきたら、セフレナンバーワンのあなたが慰めてあげればいいのです。「本命よりも愛されている!」と彼が喜んでも、決して「本命になれる」なんて夢をもたず、ひたすらナンバーワンセフレを貫くのです。

そんなあなたの潔さに惹かれて、経済力のある中小企業の社長などがあなたにプロポーズしてくれるかもしれません。それこそ、セフレから玉の輿です!最高のセフレになることで、希望に満ちた新しい人生が開かれるのです。

(夏目かをる)

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