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モスキーノ、準備の途中でショーが開かれた!?

  • 2018.9.23
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モスキーノ、準備の途中でショーが開かれた!?
2018.09.23 08:34
クチュールの黄金時代を彷彿とさせるシルエットにラフスケッチを生かした彩色etc.。ジェレミーらしい遊び心に満ちたコレクションをご覧あれ。

【全67カット】MOSCHINO 2019年春夏コレクションをすべて見る。


ワークデスク、ブックシェルフ、写真やポートレートが張られたボード、色とりどりの布ロール。キャットウォークのステージにアトリエを設えたのが、ジェレミー・スコット率いるモスキーノ(MOSCHINO)だ。


「忙しすぎてコレクションの準備がデザイン画しか終えていない」というテーマの設定で、マーカーでラフに彩色したデザイン画からそのまま飛び出したようなルックを発表した。プロフィールハットを被ったモデルたちが着こなしているのは、大胆な80年代風のシルエットだ。


スクエアショルダーのテーラードジャケットにツータック仕様のテーパードパンツ、ハンドペインティングのドット柄ドレス、七分袖のミニドレスなど、どれもウエストにはリボンベルトでメリハリが効いている。白地にピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、黒とマーカーの色がそのままカラーパレットに。ストライプやフラワー、チェーン、ロゴなどイラストも遊び心たっぷりだ。


ショー終盤は、ドレスに布のロールがついたままだったり、ハサミや裁断ボディ、メジャーをモチーフにしていたりと、シュールなルックのオンパレード。ピンクッション型の帽子は、ヘッドピースデザイナー、スティーブン・ジョーンズが手掛けた。


ラストのルックは、ジジ・ハディッドがミニのウェディングドレスを纏って登場。長いベールにはたくさんの蝶が舞い、夢のようなショーを締めくくった。

Photos: InDigital Text: Yoko Era

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